日本が世界一「貧しい」国である件について [Kindle]

著者 : 谷本真由美（＠May_Roma）

• 祥伝社 (2013年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[tatsuya1970さんの感想 · 2013年6月16日]

私のブログです。
http://tatsuya1970.com/?p=841

[htogaiさんの感想 · 2013年4月25日]

炎上マーケティング？に釣られて読了。

Amazonの評価程内容は適当ではない。
きちんと根拠を示して、著者の意見が述べられている。
恐らく、評価が著しく低く、爆発したコメントをされている方々は、終盤の「海外に出ろ」という話に「俺（私）はそんな事は出来ない。ここまで読ませて提言がそれか！」という脊髄反射的な怒りに任せてコメントをしているのではないか。

著者の指摘は極めて真っ当であり、今後日本も思想的・民族的・言語的にも多様化していく中にあって、しっかりと自分の意見を言える土壌がない＝貧しい、ということを述べている。
それらを受け止めた上で、「自分は何をすべきか」をきちんと考えるきっかけにすれば良いのだが、結果的には「教えてくん」になっているからイライラしてしまうのだろう。

さらりと読めて、そうねそうね、と思える内容。

[mnboy27さんの感想 · 2013年4月22日]

かなり辛口な感じだけど、ちょうどUKで仕事をしていることもあってどこか腑に落ちるような話。タイトルと内容がちょっと不一致な気もする。確かに海外では、駐在や旅行なんかではなく、ビザの手配、職探し、住まい探しと何から何までやったら、相当生命力が付きそう。

[ぐるぐるさんの感想 · 2013年4月21日]

著者が外国にいることで、日本の当たり前が当たり前でもなく、普通もないということが気づくのだろう。
井の中の蛙にならないためにも、他人の価値観や海外の人の価値観も聞き入れながら、新しい価値を生み出すことが必要と感じた

著者プロフィール

谷本 真由美（たにもと まゆみ）
1975年生まれ。「めいろま@May_Roma」のTwitterアカウントで知られる。法政大学法学部政治学科卒業後、アメリカのシラキュース大学大学院で国際関係論と情報管理学の修士号を取得。日本と英国を両拠点に活動を続けている。