小説に書けなかった自伝(新潮文庫) [Kindle]

著者 :
  • 新潮社
5.00
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (235ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  入院中、病院の本棚から抜いて読む。珍重すべき理数系の小説家。対数曲線を用いて先輩作家の傾向を分析しようとしたとあるが、何のことやら理解を絶する。対数ってログ?
     初期、けっこうSFを書いている。ハヤカワが椅子を用意していれば、ハードSFの傑作が生まれていたかもしれない。惜しい。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

新田次郎
一九一二年、長野県上諏訪生まれ。無線電信講習所(現在の電気通信大学)を卒業後、中央気象台に就職し、富士山測候所勤務等を経験する。五六年『強力伝』で直木賞を受賞。『縦走路』『孤高の人』『八甲田山死の彷徨』など山岳小説の分野を拓く。次いで歴史小説にも力を注ぎ、七四年『武田信玄』等で吉川英治文学賞を受ける。八〇年、死去。その遺志により新田次郎文学賞が設けられた。

「2022年 『まぼろしの軍師 新田次郎歴史短篇選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新田次郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×