あの頃映画 松竹DVDコレクション 「お早よう」

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監督 : 小津安二郎 
出演 : 佐田啓二  久我美子  笠智衆  三宅邦子  杉村春子 
  • 松竹 (2013年7月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105066632

あの頃映画 松竹DVDコレクション 「お早よう」の感想・レビュー・書評

  • 小津安二郎監督が描く人情コメディ。林一家の住む新興住宅地の子供たちの関心事はまだ出始めたばかりのTV。TVが欲しい兄弟たちは、両親にTVをせがんで叱られたことからだんまりストを決行する。

  • この映画の主役はなんと言っても子どもたちだ。「うまい監督は子役の使い方もうまい」と言ったのはRHYMESTER宇多丸さんであるが、まさにこれはその見本のようなもの。テレビを買ってもらうまで、口を利かないことにした二人の兄弟もさることながら、おならを失敗してはいつもパンツに漏らしてしまう友だちの情けない顔もとびっきりである。
    それにしても三宅邦子がお母さん役で、お父さんは笠智衆・・・まるで「サザエさん」の世界を実写で見ているような気もした。

  • 小津作品では珍しく子供が主役。
    原節子も出てないので、見逃していた作品でしたが、面白かった。

    ストーリーは、中学生の兄と小学生の弟がテレビを買って欲しいと両親にお願い、ストライキを起こすお話。
    まぁ、夕飯を食べなかったり、口をきかないとか、かわいいストライキです。

    テレビなんて無駄なものと諭す母に、大人だって、
    あらこんにちは、今日もいい天気ね〜。どちらに行かれますの〜、ちょっとそこまで〜
    なんて無駄話してる!とお兄ちゃんが抗議。ストライキにはいります(笑)

    でもいつも長屋の住人にお早うと挨拶してた兄弟が言わなくなって、長屋全体の雰囲気も変わっちゃう。

    同じ頃、大人達も組合費の行方を巡って不穏な空気が流れて、借りてたビールやバス切符を慌てて返しにやってきて、あら〜今日もいい天気ね〜の雰囲気ではなくなる。
    ああいう無駄に思える挨拶も、しなくなると途端に人間の関わりも冷たくなってしまうもの。
    現代ではその無駄が無くなってるんだよなぁと恐ろしくなる。

    さて、カラー映像の小津作品に見られる赤色の配置が絶妙。
    兄弟2人が着てるセーターの赤ラインも生えます。毛玉がついてるのもリアルでほのぼの。

    最後はナショナルのテレビが家に届いて兄弟大はしゃぎ。お父さんの笠智衆さん、騒ぐなー!と怒りつつ…。
    弟くんにカメラがターンして、
    父さんは怒ってないよ、あの顔は笑ってるんだもん。
    そしてまた父さんにカメラがターンして、こらー!といいつつ、
    なんだろ、笑顔じゃ決してないんだけど、やっぱり父さん怒ってない顔してる。笠智衆さん味ありますなー。

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