ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳 [DVD]

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監督 : 長谷川三郎 
出演 : 福島菊次郎 
  • トランスフォーマー (2013年6月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4522178009846

ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 色んなことを積み重ねてきた老人の背中が印象深い。

  • 原爆といえば東松照明、水俣病といえば桑原史成、といった具合に、イコンを撮った写真家の名前ばかりが記憶に刻まれて、福島菊次郎さんのことは今までまったく知らなかったのだが、90歳になる写真家の追ってきたテーマをならべてみると、なるほどたしかに「ニッポンの嘘」が浮かびあがってくる。原爆スラムの住民や朝鮮人被爆者を消し去って建設された「平和都市ヒロシマ」、ほとんど内戦といってよいほどの安保闘争や三里塚闘争をおさえこんできた国家暴力・・・
    それにしても愛すべき人だ。反骨・社会派の写真家でありながら、「自分こそは反権力の闘士」といった思いあがり左翼男の嫌らしい気負いがまったくない。それは、最初にカメラをむけた「被写体」男性への申し訳なさや、子どもの世話や食事の準備といった生活の雑事を、捨ててしまうことなく誠実に抱えてきたことから生まれているように思える。多くの男の報道写真家が嘲笑したリブ運動を賞賛する態度も、そこに根ざしているのだろう。「自分は国家に負けて殺されるのだ」という言葉に、自分の小ささをよく知りながら、なお反抗をやめない、「靴の中の小石」のような矜持を見る思いがする。墓の前で謝る小さな姿に胸を衝かれた。

  •  長く広島の被爆者などを追った写真家の福島菊次郎さんのドキュメンタリ。

     広島や三里塚の人々を追ってきた福島菊次郎さん。この映画を見るとそれらが国という大きな存在との戦いで、福島さんが年金を貰わないなどの国への怒りを表明していた理由がよく分かる。

  • ツナガリがないと社会参画(貢献)できないのか?

    そんな疑問を感じていた時に、ふと目にした映画の予告編。
    たった一人で、常に社会を直視し続けてきた報道写真家 福島菊次郎さん 90歳を知るために、映画『ニッポンの嘘~報道写真家福島菊次郎90歳~』を観てきました。

    政治に疑問を感じていて、政府を攻撃しているからこそ、年金を受けない生活を自ら選んで送る意志の強さ。
    広島の原爆被害、東大紛争、ウーマンリブ、三里塚闘争、水俣病、自衛隊などの「事実」を直視し、「事実」を伝え続け、「事実」を探求し続ける。それらは、これから起こりえる「未来の事実」で、過去の過ちを繰り返さないようための使命感と感じました。

    たった一人で、今も、事実を伝え続けることで、社会や未来をデザインしている福島菊次郎さん。
    映画を観終えた今、「ツナガリがないと社会参画(貢献)できないのか?」という問いに対して、自分の中では答えが見つかっていませんが、少なくても、福島菊次郎さんは一人で成し遂げたという事実だけは忘れません。

  • 昨日、シネパトスで見てきました。
    「撮りたい」「伝えたい」という、その熱情(私情と言ってもいい)を半世紀以上にわたって維持しつづけたことにまず感服し、その次にはその写真のクオリティの高さに感嘆し、そして、いくつになっても美しい女性たちから愛される、その魅力に脱帽しました。
    瀬戸内海の祝島で20年以上にわたって、毎週月曜日の晩に住民達が反原発集会を行なっているようすが出てきて、それにも頭が下がる思いでした。官邸前のデモも10年くらい続けないと本物ではないかもしれないですね。

  • ニッポンの嘘~報道写真家 福島菊次郎90歳~(2012年/長谷川三郎監督)│マガ9レビュー
    http://www.magazine9.jp/rev/120822/

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