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- / ISBN・EAN: 4988111244383
感想・レビュー・書評
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息子の病という試練に勇敢に立ち向かっていく家族の強い絆と愛情を描いた感動の実話
見どころ
長編監督2作目となる女優、ヴァレリー・ドンゼッリが、実際のカップルであったジェレミー・エルカイムとの実体験を映画化。ジェレミーとヴァレリーの実子も出演。
ストーリー
出会った瞬間から恋に落ちた、ロメオとジュリエット。息子・アダムが誕生し、幸せな生活が始まるが、アダムの様子がおかしいことに気づく。病院での診察の結果、アダムは難病に侵されていることが発覚し、ふたりは思いもよらぬ困難に打ちのめされる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「僕たち強くなろう!」若い夫婦が愛するものを
守るために困難に立ち向かうエネルギッシュさ。
何度も何度も心折れそうにながらも向かっていく姿は
清々しささえ感じる。
とにかく走る、走る、走り抜く。 -
根底に吐き気のする差別意識があって、それに触れずに終わる。無意識な部分だから余計に気持ちが悪い
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恋に落ちたロメオとジュリエットの間にアダムが生まれる。
二人は子育てをしながらの幸せな日々が続けていたが、アダムの様子に違和感を感じたことから病院で診断したところ、脳に腫瘍がみつかってしまう。
二人はアダムに手術を受けさせることを決意するが…。
予告編 http://t.co/ibPQQk0n
ユーモアも、途中で挿まれる歌も、展開のスピード感も とてもいい感じの映画だったなぁ。
息子の病気にはじまって、数々の人生の難題に"宣戦布告"していく二人のラブストーリーでした。
監督は主演の女優さんなんだ。
他の作品もみてみたい。 -
マイケル・チミノ特集で湧く今年の爆音映画祭にて、
個人的にはチミノではなく、この作品にかなりの期待をしていた。
そんな期待を胸に爆音映画祭にて鑑賞。
これは賛否両論あるだろうが、傑作であることは間違いないと思う。
愛する我が息子を襲った悲劇。小児腫瘍という難病に立ち向かう両親。
若きロミオとジュリエットは、みっともないほど無力で、そして力強かった。
いかんせん、重くなりがちな人間の命というテーマ。
しかし、この作品においてはそれを凌駕するポップさがあった。
そう、何故観る側に押し付けるほどの重さがなくてはならないのか。
息子が難病と闘っているのに、煙草はプカプカ吸うわ、
パーティーでバカ騒ぎをするわ、そこが気に入らない人もいるだろう。
親としてあるまじき行為ではないのかと。
しかし、それこそが皆が求めるリアルであり、彼らの現実ではないだろうか。
こうして僕らも生きていくのだろうと、誰かが言っていた。
まさにそうだと思う。まだ親という覚悟ができていない我々の様な
若造が観なければ、噛み締めなければならないマスターピースだ。