カウントダウン・メルトダウン(上) [Kindle]

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  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • 東日本大震災のときの政府、自治体、東電などの大混乱ぶりをそれぞれの視点で書かれている。
    多方面からの視点なので時系列はバラバラ、登場人物はすごく多いので理解するのがちょっと大変。

  •  先日、東日本大震災当時の福島第一原発所長 吉田昌朗さんが亡くなったとの報道から、なぜか当時のドキュメントを読んでみたいと思いたち本書を購入。 震災当時の原発サイト内、官邸、原発避難地域の首長、自衛隊など、それぞれの関係者がどのような思いで、どのように動いたのか、非常に細かく描かれている。

    【メモ】
    ・自衛隊指揮官の危機の時の心構えは、「黙って聞け、質問するな、耐えろ。」「分かった事だけ報告しろ」と。
    ・消防の命三訓「己の命を守り、仲間の命を守りてこそ、人の命を救えるなり」。最初の事故対応部隊は、自らを守らなければ人を守れない、という教え。

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著者プロフィール

一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ理事長。1944年北京生まれ。法学博士。東京大学教養学部卒業後、朝日新聞社入社。同社北京特派員、ワシントン特派員、アメリカ総局長等を経て、2007年から2010年12月まで朝日新聞社主筆。2011年9月に独立系シンクタンク「日本再建イニシアティブ」(RJIF)設立。福島第一原発事故を独自に検証する「福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)」を設立。『カウントダウン・メルトダウン』(文藝春秋)では大宅壮一ノンフィクション賞受賞。

「2021年 『こども地政学 なぜ地政学が必要なのかがわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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