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- / ISBN・EAN: 4988105066601
感想・レビュー・書評
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人の生活を盗み見ているような、日常を切り取ったようなヒューマンドラマが好き。なんとなく台詞が昔っぽくてすき。〜かしら、とか〜じゃない。とか女性らしい。
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時間があれば
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数年前、大崎上島を旅行した時に、港まで送迎に来てくれた宿の人が嬉々としてこの映画の事を話してくれたので今回見てみることにした。最後の島のシーンでロケに使われた場所を案内してくれた事を思い出して、「これあの辺だ」と懐かしい気持ちになった。また行きたいな。
映画そのものは、自分の血族達との違いにため息が出た。こんな家族に生まれたかったよ、せめて。 -
東京家族が割と好きなので、楽しく(?)観られることができました。小津さんのリメイクでありながら、ちょっとちがうところもあったりして、そのちょっとちがうところが好きだったりしました。山田洋次の映画に出る蒼井優の口調が好きだな。
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201801
リメイクとは知らずにみて、まんま東京物語やんと驚いた。
冒頭のシーンなんか再現みたいで笑ってしまった。
セリフやカット割りも完コピなんじゃなかろうか。
ところどころ酷いこと言うなーと思うセリフがあるけど、自分も心当たりがあるようで後ろめたく感じる。 -
原節子の代役がガスパッチョとは驚きであった。
最初は森ガールとタッグを組んでお父さんを虐めるのかと思ったらそうでもなかったのは拍子抜け。
あと、蛍の杉村春子役は???だった。だってどう見ても蛍の方がガスター10より全然年下なのに姉さん役は無理があるぞ…
因みにこの映画は小津監督へのオマージュのようではあるが、個人的には子供の頃には父権制度を否定しながら、結局自分が父になった時には全く父の威厳を亡くしてしまった世のお父さんへの哀悼の意味があるような気がした次第。
まぁとは言うものの、棒読み台詞とか、所々のリフは元ネタを踏襲していたりして結構楽しめました。(もう一度観てみようかまでは思いませんが…) -
やっぱりこういう映画が好きだ。
どうもこういう雰囲気が落ち着く。
仲が悪いわけではないのだけど、僕は家族とはあまり話していない。
なんかこういう感じ懐かしく感じる。
いつか自分が結婚したとして、自分がおじいちゃんになって、息子がいる自分が、今、まったく想像出来ない。
家族っていいなって、毎回こういう映画見ると思う。 -
2016.9.29観た。
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「日曜洋画劇場」にて。小津安二郎の「東京物語」が名作なのは間違いなくて、それをリメイクすることになんの意味があるのかと思ったら、ことのほか良くてビックリ。「東京物語」のテーマの普遍性を尊重しつつ、オリジナルにあった戦争色を消すかわりにフリーターの次男を登場させるなど、うまく現代性を取り入れています。さすが山田洋次。
母親(吉行和子)が息子の彼女(蒼井優)と会ってウキウキしているシーンは、自分の経験とも重なってぐっときてしまいました。原節子のかわりが蒼井優とは思い切ったことするなぁと思ったら、これが全然ありだったのにもビックリ。 -
初めはよくわからなかったけど、だんだん引き込まれていった。
山田太一とは違った、やはり静かな面白さ。