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- / ISBN・EAN: 4988111244352
感想・レビュー・書評
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鈴木先生の自問自答は映画でも続いていく。
真面目に生きてきていた自分が、
社会に出て上手く立ち回れず
事件を起こす側になる。
真面目って褒め言葉とは思えないし、
本当はみんな普通じゃない自分に憧れている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
TVにて
学園もので明るい青春ものと思っていたら,生徒や卒業生の心の奥に潜む影や悩みに寄り添ったもので,思いの外良かった. -
ドラマ同様面白かった
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鈴木先生ドラマ版から5年も経ったんだ、そんなに年は経ったのね。と、一つの大きな思い出として認識しちゃうほど、私の中で衝撃のドラマだった鈴木先生。
の映画版。見たいと思いつつ、重いこともあって、観てなかった。
が、やはりいい。
ドラマ版のDVD見返そう。と思う。
いつも、いろんな問題を投げかける。
重い、そして、面白い。
2016.07.30 -
想像していたより、ずっとずっと良かったです。
大人のほうが考えさせられる。 -
思春期の子どもというのは情緒が不安定だったり、まあいろいろあって、先生は大変なわけです。
でも一番大変なのはやっぱり子供たち当人で、鈴木先生は「今の学校教育は、普通の子供たちの心の摩耗のうえに成り立っている」との持論から、普通の子を蔑ろにすることなく、子どもたち同士が考え、話し合い、物事に対応できる力をつけるようになることを、クラス運営の目標にしている。
子どもたちの抱える問題に、大人としての建前ではなく、ひとりの人間として真摯に言葉を選んで子どもたちと対峙するというのが、鈴木先生のスタンス。
この本音部分が、というか教育部分が見せ場なんですねぇ。
テレビ版では中学生の性の問題が主でしたが、映画版は生徒会選挙と引きこもりの問題。
親や教師の言うことを聞いていい子にしてきたのに、社会に出たら要領のいい奴の方が上手いことやっている。
社会の中に居場所のない元いい子たち。
理不尽に耐える力を持っている人ばかりではないのだから、はみだした人の居場所を取り上げないで。
テレビシリーズを見ていないとちょっと人間関係が分かりにくいところもあるかもしれない。
映画だけで満足できる作品かと言われると、うーん、どうだろう。
でも、子どもたちがまっすぐ問いかけてきたら、答えにくい問題でもまっすぐに考えて答えられる大人でありたいと思うので、鈴木先生の態度はとても共感できます。
ただ…妄想部分が気持ち悪いのよね。
相手は中学生なのよ?
男性は許せる部分なのかもしれませんが、そこだけは受け入れることができませんでした。 -
わぁ。怖い。でもこの人(風間くんがやっている)の言ってること理解できる。こういう考えときちんと向き合わないといけないんだ。このように声に出せるってすごく大変なことで、大事件になってしまうこと。だから、あることを前提にしていかないといけないんだ。先生って難しいなぁ。受け止めて、理解して、好かれて、嫌われて、説得して、理解させて。心も体もすり減らして、生徒を成長させる。結果はいつ出るのか、自分のおかげで立派になったなんて思いあがってはいけない、けれども、責任は常に求められる。重い、その分、生徒の笑顔が宝なんだろうなぁ。ありえない設定だけど、どこにでもありそう、と思いました。
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先生のお気に入りのいい子は、社会に出てから使い物にならず居場所がなくなり可哀想だから、今のうちに俺が君をレイプで汚して助けてあげるよ、というトンデモ男が小川蘇美に襲いかかる。屋上からのジャンプといい、さすが映画版。生徒会長に誰が当選するかは見え見えだったね。冒頭の妄想は、奥さんの夢だったという解釈でよろしいか。
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ドラマ版の「鈴木裁判」で既にピークを迎えてしまった感があるので、
ちょっと蛇足な気もするけど鈴木式教育メソッドはやっぱり魅力的。
金八先生みたいにシリーズでずっとずっと見ていたい。
映画単体としたら物足りないけど、エピソード11という
ドラマの延長の作りなので、ドラマファンとしては楽しめた。
新たな能力を手に入れて復帰した足子先生が相変わらず強烈。 -
最後はそれぞれに救いがあるのが良いな