アルマジロ アフガン戦争最前線基地 [DVD]

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監督 : ヤヌス・メッツ 
出演 : ドキュメンタリー映画 
  • 角川書店 (2013年7月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111244376

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アルマジロ アフガン戦争最前線基地 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 戦闘や戦場での会話がよくできていて、ノンフィクションのドキュメンタリーを見ている気がしなかった。まるで、戦争ものの映画を見ているようだが、そこに映っている兵士の負傷やタリバンの死体は本物なのだ。

    本物であるからこそ、それを画面の向こうから安穏と見ている自分の姿が問われているような気がした。

    なんだかわからない紛争のために、南スーダン(どこ?)で死ぬかもしれない自衛隊員のことを否が応でも連想させられた。

  • 「平和維持活動」のためアフガニスタンに派遣されたデンマーク部隊の数か月間の記録。自国が攻撃されたわけでもなく、タリバンと戦う必然性など何ひとつもたない若者たちが、向こうで待ち受ける状況など今ひとつピンとこない風情でいながら、まるで遠足に行くかのようにはしゃいでいるさまには、日本の自衛隊の若者たちのことを思い浮かべずにいられない。アメリカと海外軍事行動をともにすることが可能になった時、彼らはきっとこんな表情を浮かべるのではないだろうか。
    しかし前線につけば、現実はあっと言う間に彼らをひきずりこむ。見えない敵に狙撃され、地雷を踏むかもしれない恐怖、そして人間が一瞬でぼろ切れのように変わってしまう現実。しかしその力は決してネガティブなものだけではない。戦闘という行為には、人をひきつけ興奮させる魅力があることを、このフツーの若者たちは明らかに証言しているのだ。そしてその魅力が、性的な男らしさと固く結びついていることも明らかである。
    ハリウッドの娯楽戦争映画にくらべれば、派手な戦闘シーンも恐ろしい悲劇も起こらない。むしろそれだけに、人を引きこむ戦争の力が、ひやりとした感触で伝わってくる。

  • うわー、なんかいろいろ凄すぎるだろう、と思ってみてたんだけど相方が「これより”レストレポ 〜アフガニスタンで戦う兵士たちの記録〜”の方が数段すごい」っていうからそっち見てから最終判断つけたい。

  • 2015年8月14日~17日の無料配信期間に視聴

  • 見上げる空の彼方で人と人とが殺し合っていますね。

    平和が一番ですよ。

  •  アフガニスタンに趣いたデンマーク軍に密着したドキュメンタリ。

     これはすごい映像である。カメラマンのカメラと兵士のヘルメットのカメラがあるらしいのだが、兵士が塹壕に隠れるシーンを前から撮っていたりと明らかに兵士より危険なところにカメラがある。一体どうやって撮ったのだろう。
     戦場だけでなく、戦地の日常も撮っていて、戦地でFPSしてる姿とかが笑える。これはドキュメンタリしか撮れないなと思うのが顔。兵士が出国する時の家族の顔、先輩兵士に戦場の様子を聞く時の新兵の顔、撃たれた時の放心状態の顔。。。 よくこんな表情が取れたなと思う顔ばかりだ。あと、普通に死体を映してるのも衝撃。
     パトロール的な任務だけかと思ったらまさかの奇襲作戦。てっきりこの戦闘が映画の山場かと思ってたら、最後の展開にびっくり。何が起こるか分からないドキュメンタリならではのラストもいい。

     ドキュメンタリ映画のエポックメイキング。

  • 今年観た映画の中で最も衝撃的。
    「本当にこれはドキュメンタリー映画なのか?」
    「フェイク・ドキュメンタリーを見せられているのではないか」
    頭では「リアル」だと分かっていても、この映像の迫力は信じられない。こんな戦場のど真ん中でカメラを回し続けるって、いったいカメラマンは頭がおかしいんじゃないか。なぜマジで銃撃が行なわれているところで、こんなにきちんとカメラを構えていられるのか。
    ていうか、そもそもアフガンに映画を撮りに行くってアタマおかしいだろ!!
    さらに言えば、撮られる側の兵士たちもまた役者じゃないかと思うくらいの存在感。ことに主人公ともいうべき「メスくん」の、なんとも言えない小者感。あるいは撃たれた兵士(でも本当はそんなにすごい傷ではないのだが)の放心した表情。まるでスタンリー・キューブリックの映画を観ているようだ。
    そして、奇襲をかけたあとに起こる意外な展開もできすぎじゃないかと思わせる。しかし、「現実は小説よりも奇なり」ということなのだろう。
    いろんな意味で、孤高の戦場ドキュメンタリー映画である。

  • 自分探しのように徴兵に応じ、アフガニスタンでの平和維持活動に参加するデンマークの若者たち。
    それに密着し、戦闘の現場で収録した素材を、戦争映画のような編集で仕上げてあります。こんなドキュメンタリーは見たことがありません。

    タリバン兵をボロ布の様になるまで銃撃し、やったぜ!という彼らに眉をひそめ、安全な自室から非難する人たちもいますが、彼らとて任務で出撃しているのであって、ひとつ間違えば逆にやられてしまう立場。

    起きている出来事は、決して良いことではないけれど、現場の彼らの責任ではないように感じました。

    紛争・戦争の理由は歴史的背景など様々あるのでしょうが、そういう事態は政治家や官僚たちの外交の失敗か、派兵と引き換えに別の何かを得ようとしているか、もしくは戦争利権にたかろうとする思惑も大きいのではないでしょうか。

    現場では、政治レベルの話など関係なく、ゲリラが相手では敵・味方の区別もつかない状態で戦っており、前線はカオス。
    そこでの戦闘に生の充足感を感じてしまう若者たち。

    安全なところに居ながら、外国人や自国の若者たちの血を流させることによって儲ける軍産複合体、政治家、官僚に憤りを感じます。

    憲法改悪、集団的自衛権、国防軍、命令違反や敵前逃亡は死刑、秘密保全法などを声高に語る自民党幹部たちには、国民は監視と抗議を怠ってはなりません。ましてや米国の戦争の下請けに自衛隊を出すことなどあってはいけません。自衛隊員に人殺しをさせないようにするのが政治家と官僚の仕事であるべきなのです。

    ちなみに、デンマークでは代替役務による良心的徴兵拒否制度があります。また、こんな映画を撮影させるだけの情報公開度の高さと度量の広さがあります。デンマークのISAF参加の是非はともかく、自国民に対してはデンマーク政府はファシストではないと思いました。

  • こんなに見せていいんですか!
    リアルなのに作り物ののように感じるカメラさばき。何代も持ち込んでいろんなアングルで撮ったとか。見せかた一つで実際の戦争すらエンタメと同じになるんだなぁ。

  • アフガニスタンのアルマジロ基地へ国際治安部隊として行く若者達を追ったドキュメンタリー。
    カメラは実際にタリバンとの銃撃戦の間も撮影し続ける。

    予告編 http://t.co/6F7Cxs5d

    帰国後の若者達の選択に驚く。

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