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感想・レビュー・書評
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心不全の新しい治療法を研究している香村助教授。しかしそこには致命的な副作用があった。
一時的に心不全が改善され、健康体を取り戻すが、心臓破裂という最期を迎えるのだった。
そこに目を付けた厚生省官僚の佐久間。心臓破裂を隠し、“ぴんぴんコロリ”と名付けて高齢者への治験を推し進める。
医療ミス、超高齢化社会、安楽死、治療法の研究開発。
てんこ盛りのテーマだけれど、混乱なく、ぐいぐい引き込まれる。
以前NHKでドラマ化されたが、ずいぶん原作と変わっている。
しかし、テーマが絞り込まれ、ドラマとしては秀逸。
同時期に放送された民法の『無痛』とは大違い。
さすがNHKは丁寧な作り方をしていると、両方の原作、ドラマを見て実感した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
医師vs官僚vs遺族vs記者vs医師。 それぞれの目線から見ればみんな正しい。人生の終焉はどうあるのが望ましいのかという非常に重い内容ですが軽快に読めます。
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