生命保険のカラクリ [Kindle]

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  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • 生命保険の裏側を垣間見る。

    例えば、無事故だったら健康ボーナスとして三年毎に○万円とかあるけど、結局加入者が負担してるだけ。

    さらに、保険商品は【セール】や【割引】は法律により禁じられている。

    生命保険に入ってみようかなと思ったらまずこの一冊を読んでからでも遅くない。

  • なんとなく契約している生命保険について知りたくて読むことにした。生命保険とは、セールや割引は法律によって禁じられており、あくまでも自分自身が払い込んだお金を返してもらっているということは知らなくて、それだけで仕組みを知った気になった。それに加え、保険選択の注意点を示しており、保険と付き合っていく身としては大変参考になった。

  • 消費者の立場から見た生命保険の仕組み。損しない生命保険の選び方、みたいな内容に留まらず業界の歴史や運用サイド、死差益・利差益のことなども触れられていて勉強になった。ソルベンシーマージン規制のアップデートを期待してます

  • 保険を見直したい、という感情を煽る本。この人が、出口治明が本当に顧客のことを思って考えてくれているのだとしたら、こちらに動きたいと思う。ライフネット生命の見積りを取ってみてもいいかも。
    【保険に賢く入るための7つのポイント】
    ①死亡・医療・貯金の3つに分けて考えよう
    ②加入は必要最小限を心掛けよう
    ③まずは中核の死亡保障を、安い定期保険で確保する
    ④医療保険はコスト・リターンを冷静に把握して
     好みに合ったものを選ぶ
    ⑤金利が上がるまで生保で長期資金を塩漬けにしない
    ⑥既に入っていても「解約したら損」とは限らない
    ⑦必ず複数の商品を比較して選ぼう

  • 生命保険を検討しようと思って読んだ。生保業界の構造や歴史的な経緯はよくわかる本ではありました。
    ただ、どんな保険に入るべきか、というのは2020年代からすると。まあ当然だよねということしかかいてないかな…
    10年以上前の本なのでレビューとしては酷かも。

  • 良書。保険の仕組みに関する分かりやすい説明と文体。10年前に読んでおきたかった…

  • 「加入する保険は給付内容がシンプルで、自分が百パーセント理解できるものにとどめること」  具体的には、 「特約はつけないで、シンプルな単品商品にのみ加入すること」

    何年か前に紙で本書を読んで、入社時に訳も分からず入った生命保険を解約した覚えがあります。今も継続中でして、入っているのは会社の規約上入らざるを得ない契約800円/月のみです。

    基本は自分で貯蓄して何かあったら貯蓄を切り崩すようにしています。それなりに医療費がかかりましたが、今の所は順調です。貯蓄に回して良かったと思います。リーマンショックみたいなことが起きても動じずに、このまま、ずっとこの調子でいけたらな、と思います。

  • 結論:生命保険は最低限必要な金額を計算して、そのぶんの保険にかけすてで入る。
    貯蓄型の保険を買うよりも、自分で運用する。

  • 生命保険会社の社長による生命保険の入門書。当然ポジショントークである理解しているつもりであったが、サービスも割引もあり得ない。という当たり前の内容は初耳。

  • お勉強

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著者プロフィール

ライフネット生命社長兼COO

「2014年 『楽しい仕事はない。だから楽しくやる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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