あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 コミック 全3巻完結セット (ジャンプコミックス)

  • 26人登録
  • 3.58評価
    • (3)
    • (4)
    • (3)
    • (1)
    • (1)
  • 5レビュー
著者 : 泉光
  • 集英社 (2013年5月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 コミック 全3巻完結セット (ジャンプコミックス)の感想・レビュー・書評

  • いやぁ~泣いたわ~!
    漫画読んでこんなに泣いたんは
    ホンマどれくらいぶりやろ~( >_<)

    最近では珍しく原作のない
    完全オリジナルアニメーションでスタートしたこの企画。
    深夜枠にも関わらずアニメ好きの間で話題になり
    映画版も大ヒットし
    ずっと気になっていたんやけど、
    とにかく岡田麿里の脚本が素晴らしい。
    アニメをほぼ忠実に再現した泉光のイラストも◎。


    物語は高校入試に失敗し、引きこもりとなった少年じんたんのもとに生前出来なかった、
    ある「願い」を叶えて欲しいと突如現れた、
    小学校時代に死んだハズの少女、めんま。

    最初は幻覚だと思っていたじんたんだったが
    久しぶりに再会したぽっぽという少年に後押しされ、めんまのお願いを探るうちに
    めんまのために本気で 
    その「願い」を叶えてあげたいと思うようになり、
    小学生時代に結成したいつも一緒だったグループ
    「超平和バスターズ」のメンバー5人を再び集結させるのだが…。


    主人公は超平和バスターズのリーダーであったが
    自分が言った心無い言葉でめんまを傷つけてしまった直後に彼女が事故で亡くなったため
    心に傷を負ってしまう少年のじんたん(宿海仁太)。

    見た目はイケイケギャル風ファッションの今どきの女子高生だが
    自分の不用意な発言が
    結果的にめんまを死なせてしまったと今も後悔している、あなる(安城鳴子)。

    めんまへの想いを抑えきれず
    リーダーであるじんたんに対抗心を燃やし
    めんまの死後、精神に異常をきたしていく少年、ゆきあつ(松雪集)。

    いつもグループの関係が上手くいくように陰からフォローしていた

    ゆきあつと同じ進学校に通う
    物静かでクールな女子高生、つるこ(鶴見知利子)。

    小学生時代はチビでビビリでみそっかすだったが、
    今では誰よりもデカくなり
    世界中を旅する逞しい少年に成長した、ぽっぽ(久川鉄道)。

    記憶の片隅に封印したハズの
    ある少女の死が
    めんまの出現によって蘇り、
    事件と向き合わざるをえなくなる少年少女たちの苦悩が
    リアルに描かれていく。


    わずか三巻の漫画なのに
    心を揺り動かす名シーンの多いこと。

    泣き虫だっためんまが生前、
    最後に見せた無理やりの笑顔。

    霊となっためんまが自分の存在を知らせるため
    花火で作った無限大∞。

    目には見えなくても
    めんまがそばにいることを感じ、
    甘くてあったかいコーヒーをめんまのために
    入れてあげるバスターズのメンバー。

    生きる気力を取り戻し
    めんまの願いを叶えるために工事現場で働くじんたんを
    ピカピカの光りで照らすめんま。


    霊となった自分を誰にも信じてもらえなかったり、 
    (霊となっためんまの姿はじんたんにしか見えないのです)

    自分が死んだことで誰かがいまだに傷を抱えていたり、
    事故のことを忘れたがっている家族がいる自分の家に
    帰ることが出来なかったり、
    めんまが霊になっても
    誰も喜んでくれないツラい現実。

    そんな状況下でも
    いつもじんたんを気遣いおちゃらけてみせる
    めんまという少女の健気さが
    ほんま泣ける。

    そしてゆきあつが好きなつるこ、
    じんたんを好きなあなる、
    残された少女たちは
    それぞれの好きになった少年が
    めんまを忘れられないというジレンマを抱えながらも
    仲間だっためんまのため、
    好きになった少年たちのために
    二人を支えていく展開がまた
    どうにも切ないのです。

    めんまが亡くなったことで
    それぞれ罪の意識を感じていたメンバーが
    めんまの「お願い」を叶えてあげるために奔走し、
    いよいよそれを叶える時、
    それは本当のお別れの時... 続きを読む

  • 泣ける漫画で友達に勧められて読みました。
    ギュッと来る所はあったけど、
    年を取り過ぎたのか、
    友達が少なかったので思い出が無く、
    共感が出来なかったのか、
    涙は出なかった。

    あと、幽霊という事で終始ドキドキ
    してしまい、集中出来なかったのも
    反省点。もっと受け入れておけば良かった。

    男女混合で小学校の時の
    遊んだ思い出が濃厚な人は
    泣けるのでは?!

  • なかなか入り込めなかったけれど、これが年齢なのかしら。いつか会えるのかなー。

  • これは残された者たちへの鎮魂歌だと思った。大事な誰かを失い、残された者たちの魂が、ずっと宙ぶらりんなさまがとても品よく重くなりすぎず描かれている。いい大人がほろりとさせられる、なかなかの良書。ラストのかくれんぼの場面がたまらなくせつない。あざとい泣かせかたでないのがまた好感。

    特にめんまの弟のセリフが現実的でぐっときた。それにめんまのお母さんも生々しい。昔、友を亡くした私も、じんたんたちと同じように友の家に行こうと考え、家族の感情を想像した結果あきらめた、あのときの答えを見せつけられたようだった。この場面では、私のなかの「残された者の浮遊する魂」がやっと現在の自分に戻ってきた感覚を味わった。

    アニメを少しだけ観たことがあった。じんたんの家の賞状をはじめとする、細かい情景が丁寧に表現されていたのを覚えている。情景によるキャラや設定の補足なんかは、やっぱりアニメの方が得意分野かもと思う。時間を惜しんで漫画を選んで読んだけれど、漫画ではそういった情景やら空気感なんかはわりとあっさりで足早な感じだったので、できればアニメも観てみたいと思った。

  • アニメでやっていた時はただ何となく見過ごしてしまっていたが、さんまが漫画原作が良かったと言っていたので読んでみた。確かにいい話だとは思うが、子供の頃に起こったことをそんなにこだわるやつはまずいないだろうが、それでは物語は成立しないか、まためんまが消えるだけで終わるのもくふうがないのではないか。少女漫画の分類に入るのだろうか、萩尾望都や竹宮恵子、大島弓子の少女漫画の黄金期のことを思い出した。

全5件中 1 - 5件を表示

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 コミック 全3巻完結セット (ジャンプコミックス)を本棚に登録しているひと

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 コミック 全3巻完結セット (ジャンプコミックス)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 コミック 全3巻完結セット (ジャンプコミックス)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 コミック 全3巻完結セット (ジャンプコミックス)を本棚に「積読」で登録しているひと

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 コミック 全3巻完結セット (ジャンプコミックス)はこんなマンガです

ツイートする