軍師の門 下 (角川文庫) [Kindle]

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著者 : 火坂雅志
  • KADOKAWA / 角川学芸出版 (2013年4月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (306ページ)

軍師の門 下 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • あれだけ調略を得意としていた官兵衛も中央から遠ざけられてしまっては秀吉以後の中央の情勢、関ヶ原へと進む中での家康側の調略に対して考えが及ばなかったのは、安国寺恵瓊と同様に、やはり智慧の鏡が曇ったと言えるのかもしれない。

  • 竹中半兵衛とは? 黒田官兵衛とは? または、信長>秀吉>家康と天下が移り変わる一連の流れをダイジェストで知りたい人には丁度良いんじゃないかと思います。

    秀吉の軍師、竹中半兵衛と黒田官兵衛。
    それぞれ性質の違う二人の対比や友情を描いたあたりはとても面白かったです。
    また、二人が智略によって次々と戦果を上げて行く様はなかなか痛快。
    しかしながら、秀吉が天下を取った以降は単に歴史をなぞる感じで、それまでの勢いがなくなってしまったのが残念。
    あと、秀吉が官兵衛を遠ざけ始めたあたりの展開が唐突で、以後も心理描写があまりなされておらず、老いた官兵衛に感情移入出来ないまま物語が終わってしまいました。

  • 信長や秀吉の天下統一を脇役の目を通じて描く本作は、特に秀吉から遠ざけられた後の、黒田官兵衛の不遇さが印象的です。権力者には近づき過ぎでもNGということですね。

  • 豊臣秀吉を支えた竹中半兵衛と黒田官兵衛。下巻は官兵衛メインの話。

    秀吉の躍進に対して裏方に徹し、功績に見合わない報償にも不平を抱かなかった官兵衛が、最後、関ヶ原の混乱に乗じて野心を見せる。人間臭くていいね。

  • 真の悪人は、悪人には見えない。内なる刃物を隠しているために、ときに快活に、ときに篤実に、いや慈悲深くさえ見える。みずからの頭の冴えをおもてに出さず、逆に隙をつくってみせることで、まわりを安心させ、それが人々を引きつける求心力になっていくのである。

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