夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神 [Kindle]

著者 :
  • 文響社
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感想・レビュー・書評

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  • 夢をかなえるゾウシリーズは、
    小説形式の自己啓発書です。

    関西弁の謎の神様が主人公を成功に導く話ですが
    ユーモアたっぷりなので笑いながら学べるのが大きな特徴です。

    二人の自然な掛け合いのなかで随所にサンドされる
    「成功するための生き方」のエッセンスはいちいち胸に刺さります。

    最後にまとめて要点が書かれてるので
    順番に実践していくのがおすすめです。

  • 相変わらず面白く、勢いで読み終わってしまった。前作ででてきた人物がちょいちょい登場するのがファン的にうれしい。いわゆる自己啓発本は、私は余裕があるとき、モチベーションが高まっているときでないとなかなか一気に読み進められないのだけれど、この本はむしろ疲れているとき、気分転換したいとき、笑いたいときに最適。新しいジャンルの本!かも!

  • 2番目ってやはり1発目より劣るところがあるんだろうなあと期待は薄かった。芸人の正解が舞台というところも熱い気持ちが上滑りしている感がでるんじゃないかと勘ぐっていた。
    しかし!とてもよかった。前作を超えるかもしれないけど、前作あっての続編なので、そうとも言い切れないが、なにせよかった。
    幸子さん、好きです。この作品でのガネーシャは前作より登場回数が少なく、愛されキャラ度も低い。まあ、それはいい。ガネーシャだし(そう思ってしまうところが憎めない奴なのだろう)。もう幸子さんの飾らなさ、素直さ、深い言葉、どれをとっても好きになる。そして、釈迦もなかなかよい存在。肩を抱きたくなる憎めない奴。奴というのは失礼だが、そう言いたくなってしまうのはこの作品のうまさだろう。
    自分の仕事や生活でふと悩むことも多いが、この本に出会えて良かった。

  • キングオブコントをオマージュしてゴッドオブコントにしてるのは笑った
    自己啓発系の本で言われていることをまとめて小説にしたって感じのコンセプトは素晴らしいと思う。
    金無幸子様のキャラも好きだったな笑笑

  • 前作が面白かったので購読。
    ガネーシャ様の「憧れるいうことは『知らへん』ということや」みたいなセリフが頭から離れない。
    愛染お前、、、ガネーシャ様に鍛えてもらったな?

  • 2巻は主人公が「お笑い芸人」という立場からのアプローチで、1巻とは別の面白さでとても読み易かったです。内容はガネーシャと共に登場する金無幸子や釈迦、また死神などユーモアある登場人物が多く笑いありの学びありでした。

    特に金無幸子の名前の由来として「お金がない人を幸せにするために私は存在しているのだ」という最後の言葉を読んで少し感動。物や金は他人が生み出した幸福であり、「貧乏でも自分の裁量で幸せを感じる事ができる」という幸子の教えは今の自分に足りない意識だなと感じました。
    主人公の勤太郎が8年間芸能人として売れず、貧乏な生活をしながらも「小さな幸せ」を楽しみつつ生きていた事。また努力が実らなくとも諦めずに挑戦し続ける事の意味を知る事ができました。

    また自分が困っている時にこそ他の困っている人を助けるという、幸子の教えも印象的です。ガッツ松田と死神のためにゴットオブコントを辞退した結果、自分の借金も返済できたという部分では、「誰かを助ける事が自分を助ける事に繋がる」という学びを得る事ができました。

    本書の教えを自分の行動に結び付ける事を忘れずに、3巻も読み進めたいと思います。

  • 1を読んだが、伝えきれていないてんを補足したような内容だった。物語口調で頭の中にすん、と入ってきました。いきなり全部実施するのは個人的に不可能だと感じているため、まずは1つ行っていきます。「優先順位の1位をきめる」を行い「日常に楽しさを見出す」。これだと2つですね。

  • 「お金」と「才能」をテーマにしたシリーズ第二弾。主人公は変わっており、ガネーシャだけでなく貧乏神と釈迦、死神といった登場人物も加えて多人数での物語が展開される。

    お説教感は強くなった。前作の主人公がちょっとだけ出てくるのはよかった。

    ・図書館に行く
    ・人の意見を聞いて直す
    ・締切りをつくる
    ・失敗を笑い話にして人に話す
    ・優先順位の一位を決める
    ・やりたいことをやる
    ・楽しみをあとに取っておく訓練をする
    ・プレゼントをする
    ・他の人が気づいていない長所をホメる
    ・店員を喜ばせる
    ・自分が困っているときに、困っている人を助ける
    ・欲しいものを口に出す
    ・日常に楽しさを見出す
    ・自分と同じ苦しみを持つ人を想像する

  • どちらかと言えばおふざけに走った部分はあるがそれでもキラリと光るところがあった。

    自分の知り合いに貧乏でボランティアばっかりやっている人がいる。
    自分もとてもお世話になったしお世話した人も多い人だ。

    でも彼は余り好かれていない。
    モテてもいない。お金も持ってない。

    綺麗事をひたすら並べ、自分の欲望を口にしないからだ。
    だから人間として共感できないのだ。

    彼は人の喜ぶ事をする。困ったら助けに行く。
    でも皆んなが見て思うのは彼はそういう自分が好きなんだろうな。

    相手を喜ばせだ分のお礼はきちんと受け取らないと。
    自分を満たす事の出来ない人は人を幸せにはしない。

    本当にドキリとする真実と思う。

  • ベストセラーの第2段。
    第1段よりも、より物語性が強くなり、ビジネス書特有のかたさがさらにまろやかになっています。とても読みやすく、笑いながら最後にはほろりと感動しました。
    物語の中盤で、「誰かに与え続けるだけでは、ただのイイ人。欲を抑えず、自分の要求も口にする。お互いの意見をぶつける中で、それでも互いに喜びを見つけることが成功」というメッセージがあります。
    これは第1段からの話の補足として、特に重要ポイントだと感じました。
    そして、苦楽合わせて、すべての経験が自分の道を見つけるために必要で、無意味ではないということ。
    天上天下唯我独尊。やりたいことをやり、人生を楽しもうと思います。

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著者プロフィール

愛知県生まれ。著書に『夢をかなえるゾウ』シリーズほか、『雨の日も、晴れ男』『顔ニモマケズ』『運命の恋をかなえるスタンダール』『四つ話のクローバー』、共著に『人生はニャンとかなる!』『最近、地球が暑くてクマってます。』『サラリーマン大喜利』『ウケる技術』など。また、画・鉄拳の絵本に『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』、恋愛体育教師・水野愛也として『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、映像作品ではDVD『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐にわたる。

「2023年 『夢をかなえるゾウ4(文庫版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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