スタンフォードの自分を変える教室 スタンフォード シリーズ [Kindle]

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  • 大和書房 (2012年10月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (222ページ)

スタンフォードの自分を変える教室 スタンフォード シリーズの感想・レビュー・書評

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  • ケリー・マクゴニガルさんの少し前に話題となった書をようやく読了。
    非常に示唆に富む内容で、早速行動に落とし込むべく、日々実践をしています。

    10章より引用
    ------------------------------------------------------------------------
    自己コントロールを強化するための秘訣があるとすれば、科学が示しているのはただ一つ、注意を向ける事がもたらす力です。
    すなわち、行動を選択すべきときはそれをしっかりと意識して、ただ漫然と惰性に従って行動しないように注意する事。
    言い訳をして物事を先延ばしにしたり、よいことをしたのをいいことに自分を甘やかそうとしているのに気づく事。
    報酬の予感は必ずしも報酬をもたらすとは限らない。そして、将来の自分はスーパーヒーローでもなければ赤の他人でもないと認識する事。
    身の回りのどんなものが自分の行動に影響を与えているかを見極める事。
    いっそ分別など捨てて誘惑に負けてしまいたいようなときに、ぐっと踏みとどまって自分のなかの欲求を静かに見つめる事。
    そして、自分が本当に望んでいることを忘れず、どうすれば心からうれしく思えるかをわきまえていることでもあります。
    このような自己意識は自分が困難なことた最も大事な事を行う時に、つねに力を貸してくれます。それこそ意志力とは何たるかを最もよく表しているでしょう。
    ------------------------------------------------------------------------
    蓋し至言である。
    意志力について意識を傾け、本書におけるアドバイスを指針に今後の人生を歩んで行きたい。

    以下、各章のポイントのメモ

    ■1章ポイント
    意志力には「やる力」「やらない力」「望む力」の3つの力がある。これこそ、私たちがよりよい自分になるために役立つものである。
     ・マイクロスコープ
      できない理由を特定する
      もう一人の自分に名前をつける
     ・意志力の実験
      選択した瞬間を振り返る
      5分で脳の力を最大限に引き出す

    ■2章ポイント
    意志力はストレスと同様、自分自身から身を守るために発達した生物的な本能である。
     ・マイクロスコープ
      なぜ「やりたくないこと」をしてしまうのか?
      ストレスでいかに自制心が落ちるか試す
     ・意志力の実験
      呼吸を遅らせれば自制心を発揮できる
      グリーン・エクササイズで意志力を満タンにする
      眠りましょう
      体にリラクゼーション反応を起こす

    ■3章ポイント
    自己コントロールは筋肉に似ている。使えば疲労するが、定期的なエクササイズによって強化することが出来る。
     ・マイクロスコープ
      意志力の増減を観察する
      疲労感を気にしない
     ・意志力の実験
      お菓子の代わりにナッツを食べる
      目標に関係のある強化法をやってみる
      「望む力」をつくりだす

    ■4章ポイント
    意志力のチャレンジに取り組むにあたり、道徳的によいことをしているような気分になると、良い事をした分、悪い事をしてもかまわないような勘違いを起こしてしまう。自己コントロール力を向上させるには、道徳的な良し悪しよりも、自分の目標や価値観をしっかりと見つめる事。
     ・マイクロスコープ
      自分の「言い訳」を知る
      「あとで取り返せる」と思ってませんか?
      誘惑の「キーワード」を見つける
     ・意志力の実験
      「なぜ」を考えれば姿勢が変わる
      「明日も同じ行動をする」と考える

    ■5章ポイント
    私たちの脳は報酬を期待すると必ず満足感が得られると勘違いするため、実際には満足感をもたらさないものでも必死に追い求めてしまう。
     ・マイクロスコープ
      ドーパミンの引き金を探す
      心を動かすものの正体を暴く
      欲望のストレスを観察する
     ・意志力の実験
      「やる力」とドーパミンを結びつける
      快感の誘惑に負けてみる

    ■6章ポイント
    落ち込んでいると誘惑に負けやすくなる。罪悪感をぬぐい去れば自信が持てる
     ・マイクロスコープ
      「あなたが怖れている事」は何ですか?
      つまずいたとき自分に「何」を言ってますか?
      「決心するだけ」を楽しんでいませんか?
     ・意志力の実験
      根拠のある方法を実行する
      失敗した自分を許す
      決意を持続させるためのシミュレーション

    ■7章ポイント
    将来のことを思い描けずにいると、私たちは誘惑に負けたり物事を先延ばしにしたりしてしまう。
     ・マイクロスコープ
      将来の報酬の価値を低く見ていませんか?
      「万能の自分」を待っていませんか?
     ・意志力の実験
      「10分待つ」と何が起こるか?
      割引率を下げる
      逃げ道をなくす
      未来に行って「将来の自分」に会う
      
    ■8章ポイント
    自己コントロールはソーシャルプルーフの影響を受ける。そのせいで他者の意志力にも誘惑にも感染する。
     ・マイクロスコープ
      あなたの「感染源」を発見する
      誰の「まね」をしていますか?
      誰の影響を最も受けていますか?
      努力するのを普通にする
     ・意志力の実験
      意志力の「免疫システム」を強化する
      「鉄の意志をもつ人」のことを考える
      「認められたい力」を作動させる

    ■9章ポイント
    思考や勘定や欲求を抑えつけようとするのは逆効果で、そうするとかえって自分がどうしても避けたいと思っている事を考えたり、感じたり、行ったりしてしまうことになる。
     ・マイクロスコープ
      「皮肉なリバウンド効果」を検証する
      自分に何を禁じていますか?
     ・意志力の実験
      欲求を受け入れる-ただし従わないで
      「やらない力」を「やる力」に変える
      「欲求の波」を乗り越える

  • この本を読んだあと、今まで自分が怠けていた時や、目標に対して頑張っていた時、
    また普段の生活の一つ一つで無意識のうちにこういう作用が働いていたのか。

    と、日々の行動を裏付けるような事例が随所に書いてある良書だった。

    特に印象的なのが、「やらない設定をする」「脳は習慣によって作られる」「疲れた、と感じた時にもう一歩頑張れるか」の3つ。

    人は自分を変えたいと思った時、自分に新たな負荷をかけたがるが、負の習慣に気づき、やめるための習慣を作ろうとする人は少ない。

    ダイエットをする、ではなく食べ過ぎない為の工夫を考え実行し、なるべく食べないようにする、とした方がよい。

    疲れた、と思うと人は休みたいと思う。
    しかし、それは脳が単に「休め」と指令を出しているだけで、体が機能しないからではない。
    そのことに気づき、疲れたと思ってもその先へ進む事ができるから、アスリートは本番で高いパフォーマンスを発揮できる。

    「期待」は脳にとっての「報酬」として働き、報酬が得られるかもしれない、という状況でも脳はドーパミンを放出し目先の利益を取ろうとする。

    これらは全て「意志力」が働いているかどうかで左右されるものだと知って、自分の物事の考え方が大きく変わってしまった。この本を読んでいない人には是非勧め、更に脳について知りたいと思うような一冊だった。

  • ためになることがたくさん。現在実践中。

  • 忘年会の商品でもらった。
    まだ大して読んでいない。

  • なぜ人は欲望に負けるのか。
    自制心が働かないのはなぜか。
    すべての答えは脳から抽出されるドーパミンだった。刺激、興奮、快楽を餌とするドーパミンは脳を満足させ、行動に移させる。私達の意志とは別のところで、精神や心とは切り離された部分で私達の行動が決められている。ある意味、とても恐ろしいことである。だからこそ、ギャンブル依存症は本当に怖いと思った。私達の意志の力だけではどうすることもできない己の脳との戦いなのだから。しかし、思考と行動は分けられると書かれている。最終的な結論、最終的な選択はやはり私達の強い意志、冷静な判断力に委ねられる。
    一旦、思考や欲望を落ち着かせる必要性、そして自分を客観視して研究する重要性があることがとても勉強になった。ダイエットもパチンコなどのギャンブルもドーパミンとの戦いなのだ。

  • 読了。

  • 人の意志力を心理学的な観点からとらえている。具体的に意志力を身につける方法が提示してあり実践的な内容でした。

  • 当り障りのない自己啓発本って感じだった。
    グッと来るようなものがなかった…

  • 実際に試した実験及び結果が記されており、納得や共感しながら読み進めることができた。
    特に印象に残った内容は、人は報酬を期待して行動を起こすが、必ずしも報酬があるわけではない。行動動機として、未来の報酬を期待していることが多々あるということ。(ドーパミンに関する記述)そのため、ダイエットの計画を立てただけで満足してしまったり、辛いことも繰り返したりしてしまったりするわけである。
    他にも、人は無意識にまねをする生き物であること。自分が誰の影響を受けているか認識すること。
    やめようと思えば思うほど、その行動を意識してしまうこと。(やめられない。)それを防ぐためにはその欲求を自分が認めること。やらないではなくやる目標に変えることで抑圧されている感覚を取り除くこと。
    他人には厳しくなること。未来の自分は他人である。よって現状では無理なことも要求しがちである。それが先送りにする理由の一つである。しかし、今無理なことは未来の自分も無理なことのほうが多い。(ただ先送りにした場合だが)今どうすればよいか、身の丈に合った未来像を持つことが大事だとわかった。
    良いことをすればするほど、その反動で悪いことをしたくなるということも共感できた。罪のライセンスという章に書いてあるが、まさしくこの題名通りである。
    ストレス解消方法も大変参考になった。ドーパミンを放出させる誤ったストレス解消法(ショッピング、ネット、テレビゲーム、ギャンブルなど)ではなく、セロトニンを放出させるストレス解消方法も進めている。(運動、礼拝瞑想、創作活動など)
    言われてみれば当たり前のことばかりなのだが、認識するかどうかが意志力の強化につながっているのである。そのことに気づかされた一冊だった。

  • 心理学的なアプローチから、自分の意志をコントロールする方法を提示してくれています。
    なぜわかっていても出来ないのか、もしくはやってしまうのか・・・後悔の連続だったのですが、ネットをついついやってしまったり、我慢できたらドカ食いしたくなったり、繰り返しやってしまうことは自分だけだと思ってたんだけど、人間の心理だったんだと知ってホッとしました。
    原因がわかると、対処の仕方もわかるのですが、この本には対処の仕方まで書いてくれています。
    語り口もユーモアがあります。

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