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- / ISBN・EAN: 4988003820299
感想・レビュー・書評
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2013年、日本映画。主演:橋本愛。
香月遥と片桐ルシアは従姉妹でありながら、ルシアの両親が海外で働いていたため、ほとんど姉妹同然に育った。何でも一緒にやってきた2人だったが、ある夜、ルシアは遥に、ピアニストになる夢はあきらめて自分は看護師として生きていく決意をしたことを打ち明ける。ショックを受けた遥だったが、そんなルシアのためにいつか大舞台でピアニストとして「月の光」をルシアのためだけに演奏することを約束する。しかしその夜中、遥とルシア、そして祖父で香月家当主の玄太郎は離れで火事に遭い、遥だけが生き残ってしまう。なんとか火傷は元通りになったものの、指を含めて身体は思うように動かず、ピアニストの夢は諦めなければならないかと思われた。しかしピアニストの岬洋介が、そんな遥のレッスン役を買って出る。岬のちょっとしたアドバイスで指が動くことを実感した遥は、もう一度ピアノを弾くためにリハビリと練習に明け暮れる。
うーーーん。原作の良さがほとんど生かされてない、残念すぎる。物語のミソになってるところは自白に変わってて(しかもさらっとしすぎで「え?」とも思わないような)、それなのに原作の設定は中途半端に残ってるし。ピアノの腕は凄いんだろうけど、やっぱり岬洋介はちゃんとした俳優さんでやってほしかった。その他も、橋本愛ちゃん以外は演技が…。素晴らしいはずの演奏も、ただダラダラ長いだけな感じがした。立って演奏しているのも、ちゃんと意味があるのに全然伝えられてない。脚本もなぁ。「キスして」って、いる?それ。なんだか全てが突然すぎる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
よくにた従姉妹同士がピアニストを目指しているけど、
火事になってしまい片方だけが生き残る、
というところからスタートする話だった。
橋本愛は、あまちゃんのイメージがどうしても強いけど、
この映画の場合は、もっとヒューマンドラマとしての
表現になっていて良かった。
ミステリーの要素もありつつ、片方だけ生き残る、
というところからリハビリなどを通して、どのように
生きていくのか、という表現があって良かった。 -
原作を読んだ後で見ました。毒がだいぶ薄まっていましたがストーリーとしては自然でよくできていたと思います。清塚さんが本職のピアニストなので演奏を楽しむことができていいです。
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2014.05.21.
先生声小さすぎだろ。もっと張れ。 -
え?ミステリーものだと思ってみていたので、あからさまに入れ替わっていたというストーリーが簡単に想像できて、もっとなにかあるんだろう?どんでん返しは?と物足りなくなりました。
逆に想像通り過ぎてミステリーでした。 -
これは!おもしろかった!!
橋本愛のピアノ演奏シーンがめちゃくちゃ綺麗でうっとり。
登場する人物たちも結構クセがあっておもしろい。
そして何よりもラストに驚かされます。マジかよ!?と。
美しい音楽ミステリー。新しいジャンルだね。 -
ミステリーものですが、ミステリーの部分はそれほど難解ではなく、むしろ無難。
でも、ストーリーが悲しくて切なくて、それに綺麗で繊細なピアノの音色がプラスされて、見入ってしまいました。このストーリーは本当にドビュッシーの曲が合う。
本物のピアニスト・清塚信也さんをキャストに起用してくれたおかげで、彼のピアノ演奏シーン(リストの超絶技巧、熊蜂の飛行)もあって、クラシックファンへのサービスがすごいです。
トリックや謎解き重視の方には物足りないかもしれませんが、音楽好きには大満足だと思います。
ただ、お父さんの演技が大根すぎるのが妙に浮いてて残念。ピアニストの方が演技がうまいってどうなんだろう…。