- Amazon.co.jp ・電子書籍 (248ページ)
感想・レビュー・書評
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大変参考になりました。
「ん?そーかな??」と思う部分もありましたが、色々な考え方を知ることは、とても大切だと感じました。
ぜひぜひ、読んでみてください詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本人はつねに天災(とくに地震)と隣り合わせに生きていかなければならない。
リスクを嫌う民族であるにも関わらず、ポートフォリオをマイホームへ一本化し、会社にすがり、円資産が安全だと考えて金融資産を円預金に集中させる。引退後は年金と社会保障で問題なく生きていけると高を括って資産形成を怠る。
まずは当たり前だと思っている慣習を疑い、本当に合理的な判断は何か考えると、本書のような結論にたどり着く。それは、
・プロフェッショナルを目指す
・マイクロ法人を設立、活用する
・金融資本の長期分散投資
・ポートフォリオの分割
・人的資本への投資
といったものだ。
「黄金の羽根」「残酷な世界で生き残るたった一つの方法」などの本を読んでいる人は、そちらと内容が被っているのでそちらを読んだ方がいいかも。
ブラックスワン、天災の話は面白かった。3.11をきっかけに書き直された本。 -
いつもの作者の言葉が繰り広げられる。
復習にはよい。 -
小説『マネーロンダリング』以降、橘氏のファンであり、これまで様々な著書を読んでいたため、特に新鮮な話はなかった。財政破綻の実際的な意味を分かりやすく説明していたり、世界株インデックスに投資する意義が説明されていたり、得るものもある。家を賃貸するか購入するかという話に力点が置かれているが、著者のこれまでの主張と説明を繰り返しているのみ。