南仏プロヴァンスの12か月 (河出文庫) [Kindle]

  • 河出書房新社
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感想・レビュー・書評

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  • プロヴァンスの気候や人びとの特徴なんかがほんとにおもしろく綴られてて、プロヴァンス大好きになる本だ。
    ぎゅっと文字数多く詰められてるけど飛ばす気にならず大事に読んだ。そして延滞。
    フランス人は経済やなんかでは同情しないけどお腹を空かせることに関してだけは同情するんだと。なぜかふに落ちる。

    でてくる料理がおいしそうだし、人物たちものんきで酒飲みで憎めないし、自然の脅威に抗わずに共存している。

    車の描写がよくでてくるのも、好み。

    著者がおもしろいのか、訳者がなのか、と思ったけど、まずは著者なんだろうな。

  • 南フランスの国立公園内にある家に移住したイギリス人作家の日常。
    とにかく出てくる料理が美味しそうで、読んでいてお腹が空く。
    家の改修工事に掛かった実際の日数は数日なのに、途中で職人が稼ぎのいい他の現場に行ったりしてほぼ一年仕事になったり。
    のんびりとして、でも隣人ややって来る職人たちに一癖も二癖もあり、日々の生活がコメディのよう。
    三十年近く前の本なので、今はどうなっているかわからないけれど、変わらないでいて欲しい。

著者プロフィール

イギリス出身の作家。広告会社を経て文筆業に。1980年代、南仏プロヴァンスに移住し、そこでの暮らしを描いた一連の著作が大ベストセラーに。子供向けのユーモラスな性教育の絵本も多く遺した。

「2020年 『なにがはじまるの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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