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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (160ページ)
感想・レビュー・書評
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ファンタジーチックでぼんやり話を終わらせる感じ。好き嫌い分かれそう。
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本がたくさんあって、好きに自由に読んでいいカフェで、席のそばにあってタイトルに惹かれて手に取ってみた
もちろんカフェの滞在時間では読みきれず、その後図書館で借りて読んだ
そういえば小川洋子は名前は知っているものの、『博士の愛した数式』を学生の頃読んだくらいだったな、と思い、読んだ記憶と読了感を薄らと覚えているだけで文体や好き嫌いの感想を思い出せなかった
設定自体は面白く、物語はどうなっていくのかな、とわくわくしたものの(昔の出版物、というのが大きいのだろうけれど)表題作ももう一方も、どちらの話も登場人物に気持ちが寄り添えず、寄り添えないままページは巡って、いつの間にか終わった、という感じだった。とりあえず読み終えた、という感じ。少し不気味な雰囲気は、好きな人にはとても刺さる気はするけれど、これは私向きではなかった。
他にも気になる作品はいくつかあるので、懲りずに作品には手を出していきたいと思う。