メリーゴーランド [Kindle]

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著者 : 荻原浩
  • 新潮社 (2006年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (262ページ)

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メリーゴーランドの感想・レビュー・書評

  • うまくまとまって、終わり良ければ総て良しか…と読了。
    公務員を知らないわけではない身にとって、ふむふむ…と思うところも多々あるけど、駒谷ってどう?て、何度突っ込んだか…
    同様に、子供に親の仕事を聞かれた経験者として、そこがポイントになる気持ちはよくわかった。子供は見たまましかわからない。そのために、啓一が背筋を伸ばして仕事に取り組めたのはよかったと思う。

    最近になって、就職して2年目の三男坊が「うちの親って、普通に働いてるんやって実感するわ。」などとつぶやくのを聞いた。まだまだ半人前の中学教師。

  • 激務だった職場を辞して田舎に戻り市役所で働き始めて9年目の啓一。彼はあるプロジェクトチームに配属になる。主な業務は、赤字のテーマパークの再建。
    身を守ることに必死で出世と責任回避しか頭に無い上の人間たち。そして仕事をしない上司と同僚の策略で啓一はゴールデンウイークのテーマパークでのイベントの一部を担う責任者を押し付けられる。
    昔所属していた劇団員たちや外部の企画会社のスタッフたちに手を借りながら、試行錯誤して仕事に挑む。
    やがて啓一は仕事の楽しさや醍醐味を感じ始める。
    啓一が「良い奴だけどガツンが足りない」と妻の路子に言われてしまうとこが印象的。それが大きな物語のポイントとなっていて、啓一が仕事の過程で、勇気を出して「ガツン」と決断し、少しずつ成長していくのがわかる。
    かなりぶっとんだ劇団の団長である来宮がまた大きな存在感を放っている。集客のために考え出すアイデアがまた大胆。
    ただ終盤の展開がちょっと残念かな。啓一の部下である柳生と徳永、もう少し見せ場あるかな、と思ったら、あまりアクセントないまま終わってしまったり。もう一山欲しかったかな。

  • 後半ややはしった感じ。第2部という形で独立した長編にしてもよかったのでは。

    ★★★★★★★★★★★★★★★★
    【再読】→2015
    愚か者の哲学/竹田青嗣

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