- Amazon.co.jp ・電子書籍 (192ページ)
感想・レビュー・書評
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久々の星新一。あとがきに、著者が日本のSFが古びない理由を次のように述べていた。アメリカのSFの全盛期はテレビの普及前だったのに比べて、日本ではテレビの普及後に全盛期を迎えたためだと。この本は、昔、読んだことがあるのかもしれないけれど、どの話も、一体結末はどうなるのだろうと、ワクワクしながら楽しめた。
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星先生のショートショート集。
この本は短めの話が多く読みやすい。
『あわれな星』、『やっかいな装置』、『善意の集積』、『特許の品』、『あるエリートたち』が面白かった。 -
学生時代ぶりに再読。
想像力掻き立てられるストーリーに、少しアイロニーなオチがたまらない。 -
盗賊会社
どんなに珍しい仕事でも慣れるとただの会社で働く方が楽しくなっちゃうのか!
私は働いてみたいけど〜 -
私は盗賊株式会社の社員。泥棒ごっこのオモチャの製造販売の会社ではない。れっきとした、泥棒を営業とする会社だ。そんな仕事があったのかと内心うらやましがる人も多いかもしれない。平凡な日常のくり返しにあきあきしている人ならば……。表題作の「盗賊会社」はじめ、36編のショートショートを収録。
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2018年100冊のPREMIUMcoverで購入。みどりのカバー、すてき。
昭和60年初版になっていてビックリ。ホントにそのときに書いたものだろうか?というくらい今読んでも 「未来」を感じます。
そして人間の心の闇の表現がすごい。短い文章なのに!ぐいっと引き込まれます。