盗賊会社(新潮文庫) [Kindle]

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  • 新潮社
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感想・レビュー・書評

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  • 久々の星新一。あとがきに、著者が日本のSFが古びない理由を次のように述べていた。アメリカのSFの全盛期はテレビの普及前だったのに比べて、日本ではテレビの普及後に全盛期を迎えたためだと。この本は、昔、読んだことがあるのかもしれないけれど、どの話も、一体結末はどうなるのだろうと、ワクワクしながら楽しめた。

  • 星先生のショートショート集。
    この本は短めの話が多く読みやすい。

    『あわれな星』、『やっかいな装置』、『善意の集積』、『特許の品』、『あるエリートたち』が面白かった。

  • 学生時代ぶりに再読。
    想像力掻き立てられるストーリーに、少しアイロニーなオチがたまらない。

  • 盗賊会社
    どんなに珍しい仕事でも慣れるとただの会社で働く方が楽しくなっちゃうのか!
    私は働いてみたいけど〜

  • 私は盗賊株式会社の社員。泥棒ごっこのオモチャの製造販売の会社ではない。れっきとした、泥棒を営業とする会社だ。そんな仕事があったのかと内心うらやましがる人も多いかもしれない。平凡な日常のくり返しにあきあきしている人ならば……。表題作の「盗賊会社」はじめ、36編のショートショートを収録。

  • 2018年100冊のPREMIUMcoverで購入。みどりのカバー、すてき。
    昭和60年初版になっていてビックリ。ホントにそのときに書いたものだろうか?というくらい今読んでも 「未来」を感じます。
    そして人間の心の闇の表現がすごい。短い文章なのに!ぐいっと引き込まれます。

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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