【原典完訳】引き寄せの法則 [Kindle]

  • パンローリング株式会社
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感想・レビュー・書評

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  • 脳と身体。感情と理性。意識、無意識。
    どこに自我があるのかは分からないが
    自意識を強く持たないと振り回される。

  • 引き寄せの法則のベースとなったもの。私たちは何かを考えるとき、かすかな波動を送りだしていて、それによって生ずる結果も受け取っている。この思考による引き寄せについて順を追って解説してある。

    人は同じような考え方をする人の思考を引き寄せる。成功を思う人は成功する人の心と同調しやすく、それが自分を助けるとともに、相手の役にも立つ。よって逆もしかりだ。

  • 引き寄せは確かに法則なのかもしれない。
    ただ、何か良いことが起きた時に「おっ、偶然にもうまくいったなぁ!ラッキー♪」と考えることは、それはそれで幸せなのではないかと。(本の中では、「引き寄せは偶然ではない、法則だ」と述べられている)

    普段心がけていること(できるし、やると思うこと。など)もあり、なるほどねと思うこと(自分の習慣にしたいと思う方をする、ひと月に一度は気の進まない仕事をする)もあり、引き寄せの法則についてまとめて振り返るにはよい本だった。

    忙しい人は、付録を読むといいかも(;^ω^)

  • 適度なボリューム、読みやすい文体なので満員電車でもササっと読むのに最適な一冊です。
    引き寄せの法則は昨今の自己啓発の原典みたいな位置づけだと個人的には考えており、自己啓発本はなるべく避けたいがこれは機会があれば読んでみたいと思っていました。たまたまkindleセールで見つけたのでパっと買ってパっと読んでみました。
    過去にこの手の自己啓発は何度か読んだので繰り返しとなる内容が多かったのは事実。しかしこの手の内容は繰り返し頭に叩き込んで実践しないと意味がないので、丁度良いインターバル走みたいな感じで自分の走力がどの地点にいるのか、この数年の振り返りとして最適な一冊となったかも。とは言え自分が中々出来ない事って毎回一緒だな、という反省もしつつ。
    毎月山のように出る自己啓発新刊を手当たり次第読むよりは、これを買ってきて月に一度読む方が効果的だと思います。

  • 世界にはじめて「引き寄せの法則」を記したアトキンソンの『Thought Vibration, or The Law of Attraction in the Thought World』を新訳した書。
    この本は『ザ・シークレット』(ロンダ・バーン)の下地になったらしく、原著が出されたのは1906年。『ザ・シークレット』はその100年後の出版となる。

    引き寄せの法則の源流とあって、心や意思のあり方や、生活習慣に根づく思考の流れのパターンをより良き方向に導くための考え方が、わかりやすく説明されている。
    アファメーションについては、極わずかな部分しか割いていないけども、100年前にこうしてアファメーションの記述があることに興味を感じた。

    原典も手に入れようかな・・・

    ■■■以下、ハイライト■■■
    『これから私は、この開けつつある新しいエネルギーの世界を支配する原理を分かりやすくお伝えしたいと思います。』

    『無線通信機は同じ波長に設定された送信機の電波しか受信せず、ほかの信号はそばを素通りしてしまって何の影響も受けません。思考の作用にも同じことが言えます。人は自分の心の波長と合うものしか受け取らないのです。』

    『人は自分の心のキーノートを、意志の力を使ってポジティブなトーンに高める力を持っているということです。

    『私が目指しているのは、みなさんが思考と意志を正しく使えるように教え導き、自己を掌握(しょうあく)して、必要なときにはいつでもポジティブなキーを打てるようにしてさしあげることです。』

    『意志の力をつけるには、筋力をつけるのと同じで、時間をかけて練習し、徐々に力をつけていく必要があります。』

    『私は、絶えずテンションを高めておかなければならないなどとは言っていません。それは好ましいことではありません。過剰なストレスがかかるというばかりでなく、ときにはテンションを緩めて受容力を高め、他人の思考の波を取り込めるようにするほうが望ましいからです。』

    『人は心を1つしか持っていませんが、心の機能はいくつもあって、それぞれの機能には2つの異なる作用――能動的作用と受動的作用があります。この2つの作用を分ける明確な線引きはなく、色のスペクトルと同じように段階的に移行します。』

    『意志の力を使えば、感情や欲望、情欲を支配することができます。恐怖には「消え去れ」、嫉妬には「立ち去れ」、憎しみには「失せろ」、怒りには「隠れよ」、心配には「煩わせるな」、制御できない欲望や熱情には「かしずいて、支配者から奴隷になれ」と命ずるのです。「本当の自分」を自覚することによってすべてが可能になります。』

    『強い意志は強い願いがあってこそ生まれます。何かをどうしてもかなえたいと願えば、それを実現するために必要な意志力を引き出すことができるのです。 』

    『問題はあなたが心からそうしたいと願っていないことです。それなのに、あなたは「意志が弱い」などと言うのです。そうしたいと口では言っていますが、よく考えてみれば、本当にしたいのは別のことだと分かるのではないでしょうか。それを実現するための対価を払いたくないのです。少しだけ立ち止まって、今私が言ったことを考え、あなた自身にあてはめてみてください。』

    『あなたがすべきことは、あなたが何をしたいかを決めることです。』

    『ですから、「私は恐れていない」と繰り返すより、「私は勇気に満ちている」「私は勇敢だ」と口に出しましょう。きっぱりと「恐れるものなど存在しない」と宣言しましょう。』

    『将来起きるかもしれない問題で頭を悩ませるのは愚かだ』

    『心配事の大半は実際には起きませんし、それ以外も思っていたより軽い形で起きます。それに、問題が起きるのと同時に、それを解決するのに役立つできごとも起こるものです。』

    『心配事の9割は実際には起きず、残りの1割は起きても、ほとんど取るに足りないものです。』

    『あなたの心は、あなたの役に立つため、あなたが使うためにあるのであって、あなたを使うためにあるのではありません。このことを理解し、心を扱うすべを知っている人がとても少ないように思えます。』

    『これも心配、あれも心配となり、そのたびに心配する習慣が定着していきます。そして、それが態度にも現れるようになります。憂鬱な気持ちによって心が毒されるだけでなく、眉間の間にしわが寄り始め、声の調子も心配性な人に共通の哀れっぽい耳障りなものになります。』

    『「あら探し」と呼ばれる心の状態も、繰り返すことによって膨らんでいく感情です。欠点が1つ見つかると、次から次へと見つかり出し、そのうち何もかもが気に入らなくなります。年がら年中不平不満ばかり言うようになり、友人や家族には持て余され、人には逃げられます。』

    『この不平不満も習慣の問題です。最初は小さいことから始まりますが、不平不満を言うたびに、それは根を張り、枝を伸ばし、つるを巻きつけて、養分を与えてくれる人にまとわりつきます。』

    『もし、あなたがこうした悪習を改めたいのであれば、2つの選択肢があります。1つ目は、ネガティブな考えや感情が浮かんだら、それを正しく自覚し、悪玉に向かってはっきりと元気よく「失せろ!」と言うことです。』

    『行動力と揺るがぬ決意さえあれば、厚い障壁を打ち破り、大きな障害を乗り越えることができます。』

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    【内容(「BOOK」データベースより)】
    幸運、人生訓、成功の秘訣…すべての元はここにある。アトキンソン本人の手になる2つの記事を含めてすべて省略することなく紹介する初めての完訳。
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    【著者略歴 (amazonより)】
    ウィリアム・ウォーカー・アトキンソン 1862年、アメリカのメリーランド州ボルチモアに生を受ける。少年時代より苦役を担う労働者人生を歩み始め、1894年、32歳で弁護士となり成功を収めるが、その仕事のストレスによって精神を病んでしまう。療養中「ニューソート」に触れることに端を発し、自らの心身の回復経験を盛り込んだ著作をその後数多く上梓。アメリカにおける「ニューソート」運動の中心となる。1932年カリフォルニア州にて没。
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    【目次】
    訳者まえがき
    巻頭言

    第1章 引き寄せの法則とは
    第2章 思考の波と連鎖のプロセス
    第3章 心について話そう
    第4章 心を改造する
    第5章 意志力とは何か
    第6章 有害な思考の引き寄せに負けない方法――恐怖に負けない心を作る
    第7章 ネガティブ思考を変える
    第8章 メンタル・コントロールの法則
    第9章 生命力を注ぎ込む
    第10章 正しい心の折り目(習慣)を作る
    第11章 感情をコントロールする
    第12章 脳細胞を作り変える――好ましい思考習慣を育てる
    第13章 引き寄せる力――願望力
    第14章 強くダイナミックな力――行動力と決意
    第15章 自分のものは自分のものだと言う
    第16章 偶然ではない、法則だ

    私の信条
    幸せと成功を引き寄せる17のキーワード
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  • ¥1296→¥100

  • 若干宗教くさく、強引なところもあるが、ほぼ真実。

    自己啓発本としては、良い。

  • 引き寄せの原点ともいえる本書である。 信じてこの通り実行してみる。

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