マネー・ボール〔完全版〕 [Kindle]

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  • 早川書房 (2013年4月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (265ページ)

マネー・ボール〔完全版〕の感想・レビュー・書評

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  • 野球をこんな視点から見るとまたすごく深い視点から面白いなぁ。一番大事なのか四球だなんてまさかね。

  • 前から気になっていたので購入。映画の方も観るつもりだが、まずは本から。映画はブラッド・ピットだし、どうせエンタテイメントとして脚色がされてるだろうし、物語としての面白さを重視しているだろうから、別物としてとらえたほうが良いだろう、と思ってる。

    データを重視して勝ちに行く、ってのは、前から言われていたこと。それを徹底したのがビリー・ビーンとその仲間なわけだが、その徹底っぷりは大したもんだと思う。そしてそれが成績につながっている、ということも事実なんだろうと思う。

    でもねー、やっぱり僕は野球にはロマンを求めたい。盗塁も求めたいし、守備の凄さも見たい。ビリー・ビーンのやり方は、効率、という点では良いのかもしれないけど、それだけでいいの?という気が、ずっとしてた。

    勝つためにそういった【ロマン】を切り捨てていった結果としてのセイバー・メトリクスだったりアスレチックスのやり方だったりするので、ビリー・ビーンと僕はねじれの位置のままで変わらないのだろうけど。

    一つの解法として、非常に素晴らしいアプローチだと思うし、現代では更にビッグデータアナリシスは進んでいるので、より新しい理論を導き出すことが出来るかもしれない。今後は更に発展させていけるものになるだろう。

    ただ、1つ疑問を呈したい。

    確かにこの考え方で、アスレチックスは常にプレーオフを見据えられるチームにはなっただろう。

    ではファンは増えたのか?観客動員は増えたのか?収入は増えたのか?

    なぜ勝つことが重要なのか、それは上記を最終的に満たすためでしょう。強豪チームになったにも関わらず、未だにアスレチックスが貧乏球団のままなのはなぜか?オーナーのせい?それともビリー・ビーンの理論が経営という観点では間違っていた?

    いずれにせよ、上記の命題を解決するための手法が求められるのではないかと思います。それは単なる数字でしか観ない、セイバー・メトリクスとは違うのではないかと思った。

    そして、スーパースターが出てこない、っていうのもやっぱり経営を考えたうえでは問題なんじゃないかなぁ。そういった所を解決しないと、「勝つための手法」には成り得ても、「球団をより強く、大きくするための手法」には成り得ないのだろうな。

  • 独自の基準で無名選手をメジャーリーグで活躍させるGMの手腕は爽快な反面、容赦無く切り捨てられる選手のその後が気になった。

  • 2000年から2002年までの平均で、年俸の高い選手の集まるオリオールズやレンジャーズが、勝ち星ひとつ増やす費用は300万ドル。一方、オークランド・アスレチックスは約50万ドルで1勝できた計算になる。
    本作は、アスレチックスのGM、ビリー・ビーンズが野球に「効率性」の概念を持ち込み勝ち進んでゆく姿を描くノンフィクション。

    少ない金で勝ってゆくには、野球の既存の諸要素を改めて見直すという姿勢が必要となる。経営の方針、プレーのやり方、選手の評価基準の再検討がそれに当たる。
    したがい、本書はビジネス書としても、読めなくもないが、やはり、この本はメジャーリーグを舞台にした、一大エンターテイメントである。
    いくら、勝負に統計学の概念を取り入れたとしても、野球は結局、人間のやるもの。勝負を数字が支配することは絶対にできない。
    圧巻は、アスレチックスの連勝記録がかかる試合での「サブマリナー」チャド・ブラッドフォードの制球の乱れ、「初球を振らない男」、スコット・ハッテバーグの打席のシーン。また、ビリー・ビーンズが、人間としての強さ、弱さ両面を持つ魅力的な人物として描かれている。

    結構泣かせるシーンもあり、楽しめる。お勧めの星5個。

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