用心棒 [東宝DVDシネマファンクラブ]

監督 : 黒澤 明 
出演 : 三船敏郎  東野英治郎  山田五十鈴  加東大介  仲代達矢 
  • 東宝
3.80
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104078056

感想・レビュー・書評

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  • 黒澤明用心棒を見た。
    三船敏郎と仲代達矢くらいしか解らないな名前。

    侍道思い出すな。
    もちろん、序列は逆だから、先に用心棒見ていないのは日本人としては恥ずかしい限り。

    話は…
    宿場に二人の博打打ち親分がいて縄張り争いをしているところに、腕に覚えある浪人が用心棒に雇うよう互いの賭場にかけあうが、飯屋のおやじの「争いは沢山だ帰ってくんな」の話に同士討ちを画策する。
    女郎屋親分と賭場親分のいさかい。

    役立たずの十手持ち。
    袖の下ありきの見廻り。
    戦が始まると逃げる他の用心棒。
    肝心の戦はにらみ合いばかりで斬りあいせず均衡は崩れない。

    もっと重苦しいものかと思ったが、おもしろいw

    賭場ヤクザ一味が面白い。
    兄貴ギレン丑寅。
    バカで強いドズル猪之助。
    インテリなガルマ卯之助。
    あとはキシリア様がいればと思うが、女郎屋の女将がそんな感じ。

    卯之助仲代を「ウサギの皮を被った狼」だと揶揄していたが、ウサギの忠吾はウサギの皮被ったチキンといったところか。
    辛子さんェ…

    飛び道具にどうやって対抗するのかが楽しみだったけれど、思ったより正攻法だった。

    飯屋のおやじの台詞が印象的。
    「博打打ちなんて居ねえに越したことはねえが、まあ一つ宿場に親分一人ってのなら我慢できる。
    一人宿場に親分二人になるといけねえや。
    儲けるのは棺桶屋だけだ。」

    ひとつの会社に二人以上の取締役はいけねえや。
    うん。
    いつの時代も変わらないものだな。

    テンポ良いせいか昔の映画なのに飽きることなく見れた。
    面白かった。

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