俺のイタリアン、俺のフレンチ [Kindle]

  • 54人登録
  • 3.47評価
    • (3)
    • (5)
    • (6)
    • (3)
    • (0)
  • 4レビュー
著者 : 坂本孝
  • 商業界 (2013年5月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
佐々木 圭一
ジェームス W....
伊賀 泰代
岸見 一郎
伊賀 泰代
有効な右矢印 無効な右矢印

俺のイタリアン、俺のフレンチの感想・レビュー・書評

  • こんなおしげもなく自社の競争優位をかたっていいのかというぐらい語ってくれてます。それほど、他社にはまねできないということなのか。いずれにせよ、一度行ってみたい

  • シェフはミシュランに認められた一流料理人。トリュフやフォアグラを惜しげもなく使った彼らの料理が1000円で食べられる? 飲食業界に衝撃を与えた、まったく新しいビジネスモデル。ブックオフ創始者が語る成功するビジネスとは。

    タイトルにある通り、最も重要なのは「競争優位性」だと著者は語る。そう聞くとものすごく論理的に生まれたビジネスモデルのような気がするが、キッカケは不況でも繁盛しているお店。それが立ち飲み屋とミシュラン星付きの店だったことから、両者をくっつけよう!と着想したそう。アイデアはこういう何でもないところから生まれるのだと心強く思った。

    ただし、それを現実にするにはロジカルに考えることが必須。「原価率60%」だけを聞くと無謀だと思ってしまうが、回転率と原価とを綿密にシミュレーションすれば、損益分岐点が見えてくる。アイデアと論理が成立したところに、新しいビジネスが生まれるのだと感じた。

  • ちきりんがブログで褒めまくっていたから期待していたものの、結局内輪話ばかりで面白くなかった。店には行ってみたいと思ったが。

  • 立ち飲みスタイルのイタリアンといった業態で新橋や銀座でブイブイ言わせてる「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」の創業者・坂本孝氏による「競争に勝つ会社」の作り方です。
    「俺のイタリアン」の経営を通じて、競争力のある会社の条件を解いています。


    本書によれば、ビジネスの戦いに勝つ条件は、そのビジネスモデルに「競争優位性」があること、そして、参入障壁が高いことです。

    俺のフレンチのビジネスモデルの特徴を整理すると「三ツ星級の一流料理人が手がける料理を立ち飲みスタイルで格安で提供すること」です。
    これらが競争優位性となっています。
    そして、その競争優位性を確保するために、次の仕組みが機能しています。

    ○回転数を上げることによる高い原価率でもやっていけるビジネスモデル
    ○料理人に裁量権を与えることによるモチベーションの維持
    ○従業員が高度なローテーションを組むことによる高い生産性の確保

    そして、この仕組みを構築すること自体が参入障壁となっているのです。
    誰にも真似できないビジネスモデルを立ち上げることが勝利を導いているのです。


    しかし、新しいビジネスモデルは必然的に前例がないもの。
    踏み出すには相当な勇気が必要です。
    本書では、著者を含む経営陣が決断に至った際の様子がこんなふうに描写されています。


    —— 一緒に業務開発を提案しているもう一人の森野さんは、言わば飲食業界の常識の世界を歩んできた人です。安田さんの、常識離れした数字のシミュレーションに対して、「原価率を上げた飲食店っを、本当にオープンするの?」と感じたことでしょう。(中略)
    私は、最終ジャッジで思い切りました。
    「つべこべ言わずにやろう!」——


    この判断は、ただ単に「失敗を恐れない」ことを示しているわけではありません。
    その判断の根拠となる「回転数を上げれば、原価率が6割や8割になってもペイできる」という客観的な計算があるうえでの決断です。
    客観的な数字というのは、相手を説得させるだけでなく、決断をする当人自身にも勇気となるのでしょう。
    業界の異端児による豪快な経営の裏には、精緻に分析された計算が隠されていたのです。

    まとめると、新しい仕組みを作るうえで必要なことは、常識ではなく、ビジネスの基本である分析である、となるでしょうか。
    著者である坂本氏の経営感が明確に記されている一冊です。

全4件中 1 - 4件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

俺のイタリアン、俺のフレンチを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

俺のイタリアン、俺のフレンチを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

俺のイタリアン、俺のフレンチを本棚に「積読」で登録しているひと

俺のイタリアン、俺のフレンチはこんな電子書籍です

俺のイタリアン、俺のフレンチの単行本(ソフトカバー)

ツイートする