夏への扉 [Kindle]

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  • 早川書房 (2010年1月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (383ページ)

夏への扉の感想・レビュー・書評

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  • 主人公がどんどんビジネスパートナーであり親友に裏切られたり恋人に裏切られたりするシーンにドキドキさせられました。

    その運命から逃げるように冷凍睡眠に30年間入る主人公ですが、医師が言った、「君は人生から逃げるんだな」と彼に言った言葉がとても響きました。

    私も冷凍睡眠に入りたいぐらいだなんて思うことが多々あります。
    でもそれって自分の人生からの逃げなんだなぁと思います。

    主人公は冷凍睡眠をして30年後の未来に行き、そこからタイムマシンに乗って30年前に戻り、色々と失敗を修正しますが…なんだかそれって人生の醍醐味を台無しにしているような気さえします。

    あの時、ああしていれば…なんて思うことや後悔することは多々ありますが、過去は修正できないからこそ失敗から多くのことを学び成長するんじゃないかなぁと思います。

    もし未来にタイムマシンや冷凍睡眠などができるようになれば恐ろしいなぁと感じました。

    最後の章はあまり私の好きな終わり方ではありませんでしたが、最初の方はとても面白かったです。

    翻訳で使われている言葉なんかも、古風で知的な言い回しが多くよかったです。

  • 有名なSF作品で、楽しみに読み始めたものの、そんな面白いかなぁと感じてしまった。古い作品だし当時の作品と考えれば恐ろしい想像力だとは思うのだけれども。

  • 語り手の“ぼく”と猫のピートが、「夏への扉」をさがす物語。冷凍睡眠保険によって30年後の世界で目覚めた“ぼく”。猫好きが願うのは“ぼく”以上にピートの幸せ。ハッピーエンドを願って扉を開けます。

  •  言わずと知れたSFの金字塔。かなり前、恐らく高校生の時に文庫で読んだはずだが内容はすっかり忘れていた。あまりに忘れているので読んでなかったかもしれないと思い始めたが、ほんのわずかに覚えている箇所があった。しかし忘れていたおかげで初読の時と同じように楽しめた。

     書かれたのは1957年。1970年に暮らしていた主人公が冷凍睡眠で未来に行くが、未来でも2000年だ。他の多くの古典SFの例に漏れず、未来として描かれた時代がすでに過去となってしまった。それでも作品としての面白さは一欠片も損なわれていない。さすがである。

  • ★6つ付けたい!

  • 読了。

    夏への扉 / ロバート・A・ハイライン

    Kindleでハヤカワのセールときに買っておいた気がする。kindle端末の中で積んであった。

    SF小説ですが遠未来ではなく近未来的なお話です。
    SF痛快逆転劇というのかしら。
    途中で『なるほどそいうことね。』と、どうなったかわかるんですが、わかるようにしたのもまた演出なんすねきっと。
    後半は怒涛の追い上げで直線一気に捲っていく感じでしょうか。

    ピートかわいいよピート

    夏の扉は海外より日本で流行ったって書いてましたね。
    正直者は最後に勝つ!みたいなものが好きなのでしょうかね。

    これが1957年の作品ってのがまたすごいですね。
    たいへん面白かったです。

    ハイライン初読みだったりするので
    月は無慈悲な女王とか読んでみようかしら。
    新訳夏への扉ってのもあるんですね。

  • 最初はストーリーがだらだら進んでいたためつまらなかったが、マイルズ、ダン、ベルの関係性の変化があるあたりからストーリーに引き込まれた。

    タイムスリップした後からは、時間軸を中心にストーリーの全容が明らかになったが、それでも一部を時間の謎として残しているところがあり、ストーリーに深みが増した。

  • 30年振りくらいに読んだ。読み進むにつれ、泣けてきます。

  • back to the futureは多分にこれを意識したんだろうなという一冊。
    本作で描かれている2000年もback to the futureの2014年もとうに過ぎ去ってしまい、昔の想像と現実が全く異なることもこの話の楽しみ方の一つだが、そもそもの話自体が非常に面白く読後感の良い本。

  • 1957年に書かれた1970〜2001年が舞台のSFで、レトロな未来の描写がなかなかノスタルジックでいい感じでした。過去から未来を変えてしまったり、過去のもう一人の自分とのニアミスしたり、タイムトラベルの醍醐味が楽しめるSF小説だと思います。ハメられてどん底に落ちた天才技術者ダニィは果たして一発逆転できるのか? ダニィの愛猫、護民官ペトロニウスが時々、猫好きの心をくすぐります。総じて面白かったのですが、終わり方にモヤっとした罪悪感を覚えました。ダニィさん、ちょっとキモイっす。

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