良かった。良かったです。相当に堪能しました。もしかしたら、前作の「午前三時の無法地帯」より、続編のこっちの「午前三時の危険地帯」の方が、好きかもしらん。というくらいに、感じましたね。ねむようこ先生、お見事です。
正直、正直言いますと、最初は、あんま期待してなかったんですよ。前作の「~無法地帯」の方が、デビュー作で思わぬ大ヒットになったから、「ちょっと、二匹目のどじょう、狙ってみるか?」ってな思いで、書かれた作品なんちゃう?とか、すっげえ意地悪な事とか、思ったりしました。マジごめんなさい。
すげえちゃんとしてます。前作と、登場人物、そらもうね、だいぶ被ってます。そらもう続編ですものねえ。でも、全然被ってなかったとしても、コレはこれで、ちゃんとした見事な作品だと思いますし、キャラが被ってるの、そらやっぱ、前作を読んだ人からすると、嬉しいものでっせ、って感じですよね。
個人的には、輪嶋さんが、だいぶ親しみやすくなってて、ちょっとホッとしました。コレは、輪嶋さんが人格的に丸くなったのか?それとも読者が、輪嶋さんのキャラに慣れただけなのか?どっちだ?とか思いましたが笑。いやあ、輪嶋さんと一緒に仕事できる人、凄いよ尊敬するよ。だって怖すぎるよ。いやまあ、デキる人だとは、思うんですけどね、、、でもやっぱ、怖いっすよ。無理っすよ。
あと、前作「午前三時の無法地帯」の、英語版タイトルが「3am Dangerous zone」だったやないですか。
で、続編の「午前三時の危険地帯」の英語版タイトルは「3am terrible zone」と。なんで「D」だけ大文字やねん、って思いますが笑。
いやもう、普通、どー考えても、続編の「危険地帯」の方が、「Dangerous zone」なんじゃね?って思うんですが、これは、「無法地帯」を描いていた時は、続編の予定なんか考えてなかったでしょうから「無法地帯」に「Dangerous zone」という英語タイトルを付けてしまったんだろうなあ。とか思うと、なんだか微笑ましい。
ちなみに「無法地帯」の英訳は、「Lawless zone(area)」って感じになるみたい?ですね。で、「危険地帯」は、「danger zone(area)」って感じみたいですね。デンジャラス、ではなく、デンジャー、でいいのか?うむ。よお分からんなあ英語は、という感じですね。