命をつなぐバイオリン [DVD]

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監督 : マルクス・O・ローゼンミュラー 
出演 : エリン・コレフ  イーモゲン・ブレル 
  • オデッサ・エンタテインメント (2013年9月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571431210031

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命をつなぐバイオリン [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • ソ連支配下のウクライナ、ポルタヴァで神童と謳われ
    人々を魅了する二人のユダヤ人演奏家がいた。
    少年のアブラーシャはバイオリンの、ラリッサという
    少女はピアノの天才だった。
    共産党幹部は彼らを宣伝に利用しアメリカのカーネギ
    ーホールへのツアーも予定されていた。
    バイオリンを弾くポルタヴァ在住のドイツ人の少女ハ
    ンナは、そんな二人に憧れ一緒にレッスンを受けたい
    と願う。
    やがて三人は音楽を通して強い絆で結ばれていく。
    第二次大戦下のウクライナをに舞台に友情を育む三人
    の子どもたちの絆とナチスドイツの台頭の中で彼らを
    待ち受ける過酷な運命を描いたドラマです。
    三人の演奏が素晴らしく最後は感動した映画てす。

  • 「どうしてハンナが敵になるの」
    「大人がバカだからさ」

    一番心が痛かった、子供たちの会話です。
    本当にね、ごめんね、ごめんね、と言いたかった。
    大人がもっと賢明なら、子供にこんな思いをさせることはなかっただろうに。

    支配者が次々と替わる恐怖や閉塞していく空気がとても恐ろしい映画でした。更に恐ろしいことには、これが現実だったことがあるということ。
    二度と繰り返したくありませんね。

  • 胸がギュっと締め付けられる映画でした。ナチスものです。
    ウクライナでのお話。ウクライナのポルタヴァにWunderkinder(神童)とよばれる二人の子供がいました。
    1人はバイオリンの神童のアブラーシャ。そしてもう1人はピアノと作曲の神童のラリッサ。
    余談ですが、アブラーシャ役の子は本当にバイオリンの天才と言われている子で、全て自分が演奏しているんだそうです!
    でも、この二人はユダヤ人でした。
    そして、もうひとり、ドイツビール工場を経営している裕福な家の子でドイツ人のハンナ。彼女は二人の演奏を聞き、レッスンを一緒に受けたいと願い、友達になっていきます。
    最初はわがまま娘で甘い親がお金で先生やその神童たちの親を動かしたりして、いけ好かないなぁ~とは思ったんですけど(苦笑)
    不可侵条約で結ばれていたドイツとソ連ですが、ドイツ軍は条約をやぶりソ連へ侵攻します。そしてナチスのユダヤ人狩りが始まります。
    神童の二人も巻き込まれていくのですが・・・。
    最初はドイツとソ連が戦争になり、ドイツ人家族がウクライナ人に隠してもらい、ドイツ軍が侵攻してからは、ハンナの家族がそれぞれの家族を匿ったりするのんですけどね~。
    こういう映画を観ると、戦争に怒りや悲しみが湧き起こります。
    戦争を知らない私たちは、遠い過去の話と思わず、同じ過ちを二度と起こさないようにすることを学ばないといけないと思います。
    犠牲になるのはいつも女性や子供たちです。
    子供たちはこれからを担う大切な存在なのに、いきなり生命を絶たれてしまう無念さを感じました。
    ラリッサが作曲した「友情の曲」が効果的に使われて涙を誘います。
    最後のクレジットに、犠牲になった150万人の子供たちのために、とでます。
    150万人! 札幌の人口が160万人ですよ! 胸が苦しくなりました;;

  • 1941年、ソ連下のウクライナ、バイオリンのアブラーシャとピアノのラリッサは完璧な演奏で神童と呼ばれていた。
    ドイツ人のハンナはコンサートで二人の演奏を聞き、二人と一緒にレッスンを受けるようになる。
    3人は友情を深めていくが、ナチスがソ連への侵攻をはじめ、ドイツ人は迫害を受けるようになる。
    ハンナの家族は、アブラーシャやラリッサの家族に匿われるが、やがてドイツ軍がウクライナを占領し、立場が逆になってしまう。

    予告編 http://youtu.be/T5zn7XVA0gA

    こういうのは普通最後に感動の演奏シーンがあると思い込んでいたら、最初のシーンでブラボー!したくなり、最後の演奏シーンは(ノ_・。)
    アブラーシャ役の子は本当にバイオリンの神童なのだそうです。

  • 2017.8.26 鑑賞

    *原題『ワンダーキンダー』

  • 「どうしてハンナは敵になってしまったの?」
    「大人がバカだからさ」
    という終盤のやり取りに号泣しました。

    第二次世界大戦中のウクライナが舞台。ユダヤ人の神童(これが原題のwunderkinder)、ピアニストのラリッサとヴァイオリニストのアブラーシャ。アブラーシャは演じている本人が神童と名高いヴァイオリニストなので、演奏シーンに深みが出ます。

    脱線しますが、どれだけ演者の技量が高くても、本当に楽器を演奏している人間のようには弾けていないことが9割ですが、今回は演奏者でしかできない顔の表情、体の動き、目線、指の動きがあって、演奏シーンは格別です。

    映画が始まったときにはソ連とドイツは平和条約を結んでいるので、不穏な空気はありつつもまだ平和なのですが、それでもアブラーシャのおじいさんが「アメリカに行きたい。あそこは我々(ユダヤ人)を差別しないから」と言っているのに傷つきます。そこから、ソ連の支配下に置かれ、ドイツ人のハンナはラリッサとアブラーシャに匿われ、そこからまたすぐにドイツ支配下に置かれるので、次はユダヤ人であるラリッサ、アブラーシャの家族をハンナたちが匿う…。

    戦争は、なにも良いものを生み出さないのだと、いつになったら人間は学ぶのだろう?と思いながら見ていました。人間の歴史ももう2000年以上あるのに、いまだに戦争や紛争が終わらないのは、それを求めている人がどこかにいるからなのかな、と。

    良い映画でした。ただ後味はよろしくないので、気分がすでに落ち込んでいるときや、映画を見た直後に人と会うときなんかは自重した方が良いかもしれません。

  • No.22 / 2o16

  • 予備知識なしに「バイオリン」という題名からオケ物かな?と思い視聴。
    ところが、時代はナチスの戦争だった。

    バイオリンも曲も文句無しに素敵だったのだけど、内容が哀しくて。
    胸が締め付けられた。

  • 第2次世界大戦下、ナチス・ドイツに侵攻されたウクライナで、音楽を通じて友情を育むユダヤ人とドイツ人の少年少女たちの話。

    12歳でカーネギー・ホールデビューしたエリン・コレフの演奏目当てで観たのですが、彼の演奏もさることながら、戦時下の描写、その緊迫感に手に汗握りっぱなしでした。

    人種を超えて、個人では友情を育めるのに、どうして国と国になってしまうと友情を育むことが出来ないんでしょう。
    ラストの命を懸けた演奏会では息をのんでただただ成功を祈りました。

    子供たちの音楽への情熱と、友情を育むエピソードが微笑ましく可愛らしくて。
    それゆえに、戦争によって引き裂かれていくという状況が、戦争の悲しさや虚しさをより表現していると思います。

    エリン・コレフの演奏は、神童(この映画の原題は:「神童」だそうです)と呼ぶにふさわしく、指使い、演奏全てが素晴らしいです。
    もう一人の神童ラリッサ役のイーモゲン・ブレルの聡明な少女ぶりも愛らしく、素晴らしい。
    (この後、他の作品に出ていないみたいなのが残念です)

    戦争ネタでなければ、★5です。

  • ナチスが台頭した時代に、バイオリンを演奏して 生き残りを賭けた子供たちの物語。

    国も人種も関係なく、音楽を通じて友情を深めていくユダヤ人とドイツ人の3人の子供達が印象に残る。

    ラストがあまりにも物悲しい。

    そして音楽が美しく素晴らしい。

    サントラ買ってしまった。

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