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- / ISBN・EAN: 4580189025514
感想・レビュー・書評
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「なんか不思議な映画」っていうのが正直な感想です。観終わった後は邦題の「トランス・ワールド」より、原題の「Enter Nowhere」の方が、しっくりくるタイトルだと感じました。肝心なストーリーなのですが、森に迷い込んだ二人の女性と一人の男性。各自、森に迷い込む前の記憶は全く異なっており、何一つ共通点が無い様に見えるが実は。。。
90分位の映画ですので、サクっと観ちゃって下さい♪ -
面白い。
思いがけない展開。
最小限の登場人物、舞台設定。 -
単純なスリラーではなさそうだなとは思っていたのですが、「このお札は偽造でしょ?」というくだりから「あ、これはSFだな」と感ずくのです。この辺のワクワク感はこの映画の頂点だったと思います。
ただ、ドイツ人の男が登場してからのストーリー展開がガチャガチャしちゃうんですよね。そこあ難点。
でも、あのオチは絶対読めないし、失った人生を取り戻そうとするドラマの狙いもうまく、ラストは予定調和ながらも後味よしです。さらに、最後の最後で、冒頭で出てきたある人物の役割ががわかったところで「おおー」となります。最後はうまくまとまりましたね。 -
ブレアウィッチのような寒々しい森の中で繰り広げられるクローズドシチュエーションもの。謎が謎を呼ぶ前半から、この倒錯した世界(トランスワールド)の仕組みが明らかになっていく中盤までは素晴らしい。設定、脚本、演出も低予算の中で練りに練り上げられている。星の王子さまのようなパッケージも納得。だけど結末は物語にふさわしいオチがつけられたとは言えず、理屈としては筋が通っているものの、心情的に納得できるかどうかは微妙。☆4
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派手さはないものの、中盤まで何が起きるか分からないドキドキ感がよかった。
事前情報なしで観るべし。 -
人里離れた森の中で、夫とドライブ中にガス欠になり、ガソリンを買いに行った夫を待つサマンサ(キャサリン・ウォーターストン)は、同じように車のトラブルで立ち往生しているトム(スコット・イーストウッド)に遭遇し、無人のキャビンで一緒に夫を待つことに…。
どうやってもキャビンに戻ってしまうというシチュエーション、奇妙なフラッシュバック、認識のズレなど謎だらけの状態から徐々に明かされる過程が面白く、特に三人の共通点が明らかになるシーンはなかなか衝撃的。色々と突っ込みどころはありますが脚本勝利な作品だと思います。