竜馬がゆく(一) (文春文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • とりあえず一巻までのレビュー。
    リベンジ成功。

    一巻ではまだ20代前半やけど竜馬の奔放な生き方、素敵やと思いました。

    どこからどこまでが司馬ワールドなのかは不明ですが、司馬さんの描く竜馬はとても魅力的です。

    今のところメインで出てきてる武市・桂と対照的やから余計そう感じるんかも。

    所々余談が書いてありますが、イマイチ時代背景を理解してないから面白さ半減なのがものすごく残念。

    とにもかくにも続きが楽しみです。

  • 龍馬が小便たれ、洟垂れだったという設定はここから来たのだなと確認。西郷、大久保の龍馬評なども創作なのだけど、上手すぎて史実ではないかと思ってしまうのも仕方ない。
    桂小五郎との試合まで。
    最近発見された史料では龍馬が負けたというのがあるらしい(新説・坂本龍馬)。
    読みやすいのだけでも、文章に色気がないと思うのですよ。

  • まだ若い。
    この時代の人物はなんとすごい人が多いことか。

  • 司馬遼太郎作品を読み漁る中で、
    いつかは読んでみたかった作品です。

    著者の幕末作品をいくつか読みましたが、
    こちらでは敵だと思っていた人物があちらでは主人公で…
    様々な立場の人々が、様々な思惑の中で、それぞれの生き方を模索していた、
    そんな時代だったのかなと思いました。

    先は長いですが、ここから坂本龍馬が誕生したのかと思うと、ワクワクしますね。

    2020/5/31

  • 初めての時代小説。最初は読みづらいのかと心配だったが、そんなことはなく、大変面白かった。これから起こる出来事の序章、という感じがしてわくわくした。次巻もはやく読みたい。

  • ・門出の花
    ・お田鶴さま
    ・江戸へ
    ・千葉道場
    ・黒船来
    ・朱行燈
    ・二十歳
    ・淫蕩
    ・寅の大変
    ・悪弥太郎
    ・江戸の夕映え
    ・安政諸流試合

    竜馬が剣の才能を磨いていって、桂小五郎に剣術試合に勝つところまで。飄々とした人物像で、剣術の腕のほかに大器晩成の可能性を感じさせるものの、どこかまだのらりくらりとしている。当時の武士の時代の雰囲気を少し感じられるような時代小説。

  • 大らかで器の大きい男、人間としての魅力に溢れ、誰もが竜馬の事が大好きという視点で書かれている。そこに史実を織り交ぜながら展開するがやっぱりフィクションだなぁと思ってしまう。フィクションとして読めばこれは抜群に面白い。
    土佐を離れ江戸へ上京する竜馬。浜松に住む私にとってなじみ深い地名が並ぶ。潮見坂、新居の関所、遠州灘、浜松、掛川…幕末の話だがとても親近感がわいた。2巻へ

  • 25年ぶりに再読したけど、
    めちゃくちゃ面白い!!

    当時より僕の中の幕末の知識が多いし、
    なにより、今の僕は漢字が読める!!
    笑。

    このまま、最後まで一気に読み続けます!!

  • Kindle

  • 読んでいくうちにどんどん話に引き込まれる。さすが司馬遼太郎の作品です。
    竜馬の人間の大きさが話の随所で感じられる。ちょうど仕事で疲れていたせいか小さな事に悩んでいたので助けられた。ぜひまだ読んでいない人に薦めたい。

    他にも幕末関連で読みたい本がある。その後、もう一度この作品を読み返したいと思っている。その時はまた違った観点から新しい発見があると思う。

著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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