竜馬がゆく(二) (文春文庫) [Kindle]

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  • 剣術修行が終わった帰り道の話から、帰ってからの話、さらに長州の久坂玄瑞との話、吉田東洋暗殺のところまで。結構短期間にいろんなことが起こる。まさに風雲急を告げる疾風怒濤のごとき時代だったのだなあ。で、主人公は脱藩。

  • ターニングポイントにあたる巻。

    坂本竜馬は人とは違う角度からものごとを捉えるんじゃなくて広い角度で捉えてたんやなぁと改めて思いました。

    脱藩して家族や武市と別れたのは寂しく感じたけど、これからの新しい出会いを楽しみに次に進みます。

  • なりゆきから、水戸藩と京都の三条家の密使と一緒に旅をすることになった竜馬。攘夷のために命をかける密使の姿に、薄ぼんやりしていた竜馬も目覚め始める。
    しかし、攘夷を目指す武市半平太の思想には違和感を感じ、とうとう土佐藩を脱藩し、自らの路を模索する。
    カッコいいぞ、竜馬。惚れるぜ!!

著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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