ラスト ワン マイル [Kindle]

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著者 : 楡周平
  • 新潮社 (2009年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (273ページ)

ラスト ワン マイルの感想・レビュー・書評

  • 面白かった!配送ビジネス。

  • 「配送という行為が付き纏うビジネスでは、ラストワンマイルを握っている我々がいちばん強い。」横沢
    「安定は情熱を殺し、緊張、苦悩こそが情熱を産む…私の座右の銘は変わっちゃいませんよ。」寺島
    「物を運ぶ、送り届けるという行為が付き纏うビジネスにおいては、誰が強いかを考えてみることです。もちろん、我々の中では結論は出ている。ラストワンマイルを握っている人間が一番強いとね。」寺島

  • 「プラチナタウン」のDVDを観て感激し、
    ちょっと読んでみたくなった楡周平。この作家はコレが初なワケでなく、
    1年前くらいにアレで「フェイク」という作品を読んでいることを、
    読み終わってから思い出しました、ええ(^^;)。

    この作品、ざっくり一言で説明すると、運送会社の下克上という感じか。
    大手ネット通販会社から値引きを要求された、これまた大手の運送会社
    が、逆に通販事業を立ち上げ、巻き返しを図る、という内容。

    ラストワンマイルという言葉はいろいろな場面で使われるが、ここでは
    エンドユーザーに商品を届ける配送業者を指す。いわゆる物流の部分で
    あり、実はこの部分を握っている者が最強、という設定で書かれている
    のだが、この部分、それなりに説得力、及びリアリティあり。
    他にも物流系の作品があるらしいから、作者はもしかするとその手の
    会社での勤務経験があるのかもしれない。

    運送会社、ネット通販会社の他に、テレビ局や郵政も登場するのだが、
    どれもコレもかなりピンと来る会社が実際にあるのが面白い。
    運送会社はヤマト、ネット通販会社は楽天とライブドア、テレビ局は
    もちろんフジテレビがモデル。つまり、あのライブドアのフジテレビ
    買収騒動にインスパイアされて書かれている事は明白であり、
    そのあたりを心に留めて読むと更に面白さが増す。

    ビジネス小説という括りで考えても、池井戸潤に次ぐ面白さ。
    Kindle版が多々出ているようなので、しばらくハマってみようかな?

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