島はぼくらと [Kindle]

  • 47人登録
  • 4.24評価
    • (7)
    • (7)
    • (3)
    • (0)
    • (0)
  • 7レビュー
著者 : 辻村深月
  • 講談社 (2013年6月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (240ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

島はぼくらとの感想・レビュー・書評

  • 王様のブランチで辻村深月がインタビューを受けていて、興味をひかれ、電子書籍で購入。「田舎のコンプレックスではなく、田舎を肯定できる本を書きたい」と言っていたのが印象的で、それに成功している、というか、少なくとも「私はこの島に行ってみたい」と思えた一冊。島の母子手帳に象徴される登場人物それぞれの親子関係、ご近所づきあい、島の人とよそから来た人との関係、主人公の高校生4人の夢と将来、どの要素も不足なく楽しめる。

  • 資料ID:98131552
    請求記号:913.6||T
    配置場所:普通図書

    瀬戸内に浮かぶ島に生活する若者を主役にした、まさに、青春グラフティ。
    冴島の日々。
    島育ちで島から通学する高校生4人は「島を去る者、島に来る者」に触れ、成長していく。
    島での日常、大人の世界への希望と現実、胸きゅんな恋に将来の岐路。
    田舎の島で生きる若者のリアル!!
    爽やかな読後感がたまらない作品。

  • 瀬戸内のとある島を舞台に、そこに住む人々を描いた物語で、4人の高校生をメインに話は進んでゆく。
    田舎に住む不便さだけではなく、田舎に住む豊かさと、狭い世界ゆえの温かさと、窮屈さ。
    優しいだけではないけれど、「いってらっしゃい」そして「お帰りなさい」と言える、そうした心の拠り所となる「故郷」が鮮やかに描かれている。

  • 瀬戸内の島を舞台にしたお話。下馬評が高かったので、楽しみにしていたのだけれど、特に前半がいまいち。主役の高校生4人はいいのだけれど、誰かひとりにフォーカスしないので、焦点がぼける感じもあるし、ストーリーがあちこち飛んで、結局何がいいたいのかよくわからないというか。。。

  • 1つの島を舞台に4人の高校生を描いた話。爽やかな青春モノかと思いきや、島特有の閉ざされた社会での人間関係が丁寧に描かれてリアルだった気がする。辻村さんらしい、優しくて、温かくて、ちょっぴり切ない物語。
    『スロウハイツの神様』の赤羽環が登場するので、それよりも先に読んでしまった事だけが悔やまれる。

  • 久し振りに泣いてしまった。
    辻村さんの作品はどれも大好きなのだけれど、中でも一番大好きな『スロウハイツの神様』に出てくる赤羽環が、後半に登場しててビックリしました。
    なんかもう、上手く言えないけれど本当に良かった。
    友達や家族との絆、言葉にしないけれど感じる事がいっぱい詰まっている感じがしました。
    まだまだ彼らの事を知りたいのに、その後どうなったの?と聞いてみたいのに・・・同じ島民になった気分でそんな風に思わせてくれる、とても素敵な作品でした。
    手放しでオススメ。

  • 辻村深月をもう1,2冊読んでみたいな、と思っていたところ、ちょうど目黒考二がこの『島はぼくらと』を大絶賛していたので、読んでみた。案の定、夜を徹っして読了。

    目黒考二が「うまい」と評する通り、これは、上手い。この前に読んだ「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」も、まあよく書けていて面白い話だとは思ったが、ところどころに著者のわざとらしさが垣間見えて、若書きの印象を拭えなかった。しかし、『島はぼくらと』は「小説」だ。人生の貴重な 2時間なり 3時間なりを費すに足るエンターテイメントだ。細やかな伏線が、逐一回収されるのも小気味良い。

    結婚と出産が依然として辻村深月の重要なテーマの一つであることには違いはないが、しかし、それは瀬戸内海に浮かぶ冴島の暮らしのごく微かな一部に過ぎない。メインのモチーフである「コミュニティ・デサイナー」と I ターンを積極的に受け入れる島の村起こしは、非常に興味深い社会問題を提起しているし、個性豊かに描かれる 4人の主人公は、若く、強く、ひたむきだ。もう一度生まれ変わって、冴島で高校生活を送りたい。

全7件中 1 - 7件を表示

島はぼくらとに関連する談話室の質問

外部サイトの商品情報・レビュー

島はぼくらとを本棚に「積読」で登録しているひと

島はぼくらとはこんな電子書籍です

島はぼくらとの単行本

ツイートする