スノーピアサー [DVD]

監督 : ポン・ジュノ 
出演 : クリス・エヴァンス  ソン・ガンホ  ティルダ・スウィントン  オクタヴィア・スペンサー  ジェイミー・ベル  エド・ハリス 
  • KADOKAWA / 角川書店
3.01
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本棚登録 : 343
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111245885

感想・レビュー・書評

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  • 設定は非常に面白くて前方の車両一両一両が
    どうなっているのか興味を湧かせますね。だけど実際は前へ行くほど詰まんなかったのが少し残念…脇を固める役者さん達が凄すぎてクリス君では影が薄すぎましたね…ティルダ凄いですねぇあの嫌味な存在感、ソンガンホは大好きな役者さんですが今回も圧倒的な威圧感と憎めなさや狡猾さを旨く演じてましたね~とてもよかったです。エドハリスはおまけかな…ジョンハートは役になりきってて文句のつけようがありません。全体としては落ちが弱い…ジュノ監督もう少し期待してたんですけど…次回作待ってます。

  • 韓国のジャンキー親子と、作り物みたいな雪景色がかっこよかった。

  • 地球温暖化を防ぐために、
    世界中に散布された薬品により、
    世界が氷河期になってしまった2031年。
    そんな氷の世界を走り続ける一台の列車。

    列車の車両前方には、富裕層、選ばれた人間たちが、
    氷河期以前と同じ暮らしをしている。
    車両後方には、窓のない暗く狭い空間に押し込められた
    奴隷のように扱われる被支配層。

    そんな車両後方の彼らは、反乱を起こすべく時を待ち、
    車両前方へ進もうと彼らは動き出す。


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ただの暴力映画かと思い観続けていたら、

    ケムトレイル、
    人口削減、
    給水セクション、
    反乱のリーダー的存在だったカーティスが、
    自分のこの行動すべて、列車内の体制を維持するために
    利用されていたにすぎなかったと知るラスト。

    列車内は、この世界の縮図。

    そうであるからこそ、この執拗な暴力の先には
    希望はないのだと気付く。

  • なかなか見るの辛かった。パラサイトとはかなり違って、けどテーマ性の強さとか、他にない作品ではあった。

  • ポン・ジュノ監督による「氷河期」をテーマにしたディストピア映画。「列車」という舞台だけを使って物語を進行していくスタイルはなかなか良かった。後の「パラサイト 半地下の家族」に通ずるような生々しい描写も緊迫感があった。

  • 意外といっては失礼だけど、面白かった。
    簡単に言ってしまえば列車ものの生き残りをかけた大スペクタルもの。
    ポン・ジュノ監督の常連役者、ソン・ガンホ が(2013年ってことは約10年前)若くて長髪で一瞬、豊原功補はと思っちゃたよ。
    エド・ハリスは珍しく悪役、最後のあの爆発で主役のカーティス(クリス・エヴァンス)もナム(ソン・ガンホ)も死んじゃうのね。
    あとギリアム(ジョン・ハート)が実は列車の要エンジンを管理している最高峰のウィルフォード(エド・ハリス)と通じてたのは驚きだった。
    赤ん坊を食べるなら自分の腕を食べろと’腕を差し出した人格者だったのに。
    ラストの意味はシロクマが生息してるってことは、氷河期から徐々に脱出していってる兆しと捉えた。

    Snowpiercer 2013年 126分
    監督 : ポン・ジュノ
    出演 : クリス・エヴァンス ソン・ガンホ ティルダ・スウィントン オクタヴィア・スペンサー ジェイミー・ベル エド・ハリス

  • GYAOで視聴。
    ポン・ジュノが欧米キャストで撮るとこういう映画になるんだなあ。設定や展開に無理があり過ぎる箇所が少なからず気になったが、プロットは流石だなあ。俳優陣も新旧あわせて面白い顔ぶれ。ポン・ジュノの真骨頂ではないが、これはこれで面白かった。

  • ポン・ジュノ監督作品なのでネトフリで放映中のドラマと並行して観てみる。こちらは予算10分の1いやそれ以下かな?ただシンプルで面白かった。
    ソンガンホはいい仕事してるし主人公がキャプテンアメリカなのも良い。ドラマ版もこの位イケメンを主人公にして欲しかった。

  •  背景や場所がどこなのか、状況がどうなっているのかということは、途中で明かされた。走り続けるという設定もすごいし、それを可能にした人物や、それを可能にしているシステムや、それに文字どおり乗っかっている人びと、などなど。描かれているのは格差社会で、それを走り続ける列車の車両の並び順で見せる仕組みが面白いと思った。

     ほぼ冒頭からずっと散らされていく謎の数かずは、解かれるものもあるし、謎のままのものもある。王道的なからくりもあれば、本当に驚かされたものもあった。その設定は必要なのか? と、時に考え込んでしまうほど、謎とグロは過剰すぎるほどに過剰で、それが魅力にもなっているのだろうと思う。

     話が進むにつれ、見どころは少しずつずれていく感覚があった。主人公中心の後方車両から、前へ前へと進むにつれて、車両ごとに異なる文化が展開しており、そこに乱入してくるものもあり。それにつれて、気持ちは発散させられたり、脅えたり、うんざりしたり、エキサイティングしたり。詰め込まれているエピソード等が過剰な分、観ているときの印象も雑多入り乱れて大変でした。

  • めちゃくちゃ良い!
    ポン・ジュノのメッセージがまるまる詰まった作品。

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著者プロフィール

1969年生まれ。映画監督。2019年『パラサイト 半地下の家族』がカンヌ国際映画祭でパルム・ドール、アカデミー賞で作品賞を含む4部門受賞。監督作品に『ほえる犬は噛まない』『母なる証明』ほか。

「2021年 『ポン・ジュノ映画術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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