故郷よ [DVD]

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監督 : ミハル・ボガニム 
出演 : オルガ・キュリレンコ  イリヤ・イオシフォフ  アンジェイ・ヒラ  ヴャチェスラフ・スランコ 
  • 角川書店 (2013年8月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111244741

故郷よ [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 1986年4月26日。
    チエノブイリからわずか3キロ離れた隣町のプ
    リピャチでこの日アーニヤは結婚式を挙げる喜
    びにつつまれていた。だがその最中に山火事発
    生の報を受けアーニヤの夫は消化活動に駆り出
    され、そして二度と帰ってこなかった。
    一方原子発電所の技師アレクロイは原発事故の
    真相を知らされるが守秘義務に縛られ、誰も助
    けることが出来ずに無力感をつのらせる。
    チエノブイリ原発事故で甚大な被害を受け立ち
    入り制限地区に指定されたウクライナの街プリピャチを舞台に故郷を追われた人々の悲痛な運
    命を描き出した悲しい作品です。
    色々考えさせられた映画でした。

  • ガイガーカウンターの無機質な音が、日常の終わりを告げる。

  • 落ち込んでる時に見るのはやめましょう。

  • ウクライナ出身のボンドガール、オルガ主演のチェルノブイリ映画。事故前の田園風景が美しい。放射脳な的演出(髪の毛抜けたりとか、湖面に魚や鳥が浮かんでたり)は違和感有り。

  • チェルノブイリの原発事故。機密保持の名のもとに事態を知ることのなかったチェルノブイリ近郊の街プリピチャの住民たち。魚が浮かび、鳥の死骸が漂う湖のほとりで、オルガ・キュリレンコ演じるアーニャが「百万本の薔薇」を歌いながら花嫁衣装で踊るシーンは美しく幸福に満たされながらも、しのびよる死の気配に満ちている。そして花婿は“森林火災消火”のために出動し、被爆死する。祝福された宴席は瞬くに死の灰の真黒な雨に塗りつぶされてゆく。しかし、なにが起きているのか誰も知らない。

    ひとつの事故が街や動物、そこで営まれた暮らしのささやかな喜びすらも奪い去るようすは、見ているこちらが胸をかきむしられるような苛立ちすら感じるほどに静かである。

    一方、引き裂かれた家族や愛する人を失った人々が、被爆者差別や心の傷を乗り越えて、失なわれた街プリピチャへと戻り、故郷でふたたび生きようとする姿勢は印象的だ。

    アーニャ自身も放射能障害と闘いながら再び生きてゆこうとする。試練に打ち勝つ力とは何か。それは政策でも金でもなく、そこで生きようとする心に掛かっているのではないか。そういう勇気を、僕は福島でも目にしている。

  • 1986年4月25日…チェルノブイリ原発事故発生…
    結婚式パーティーの最中でありながら、新郎は
    ことの詳細も知らされないまま現場に向かう…
    そのまま二人は会うことができなかった。

    10年が過ぎ…新婦は故郷を捨てられないまま、
    制限区域内のガイドの仕事を続けている。
    原発事故がもたらすものを、いやというほど見せられる。
    ―チェルノブイリには廃墟しかない。

    映画の中で、こんな言葉があった…
    ―子供は世界の秩序を信じ 従えば幸せになると思っている
    今の日本にあって…ボクらは、子供にとって信じられる
    世界の秩序を用意できているのだろうか?!

    劇中に歌われる「百万のバラ」…が胸をしめつけてやまない。
      恋をした女優に100万本のバラを贈った若い画家…
      女優は街から去ったけれど、
      画家の心から思い出は消えることはない…

    過去は、そのように人に絡みついて離れないものなのだろう…

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