ミュンヘン [DVD]

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監督 : スティーブン・スピルバーグ 
出演 : エリック・バナ  ダニエル・クレイグ  キアラン・ハインズ  マチュー・カソヴィッツ  ハンス・ジシュラー 
制作 : ジョン・ウィリアムズ  トニー・クシュナー  エリック・ロス 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2013年8月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113765138

ミュンヘン [DVD]の感想・レビュー・書評

  • ☸テロに屈せぬ頑強な想いとの狭間で…☸






     本作は公開当時に劇場で観賞しました。164分という長丁場の作品でしたが、どんどん引き込まれていき、中盤ごろからは座席でしだいに固まっていく自分を感じたのを覚えています。


     男優陣の演技ががっちりとタックルを組みストーリーを丁寧に仕上げており、上質なハードさをもって展開していく様はとても見応えがあります。  
     

     お恥ずかしながら今になり知ったのですが…
    本作に、今や大物男優さんとなったダニエル・クレイグ氏やキアラン・ハインズ氏もご出演されていらしたのですね。

     更に『アメリ』でトトゥが恋をする青年役に扮したマシュー・カソヴィッツさんも出演。

     他には、“潜水夫は蝶の夢を見る”“さすらいの女神たち”で非常に良い演技を見せて下さった、
    マチュー・アマルリック氏(この方とても好きです)が良い味を添えていらっしゃいます。   



     《報復*抹殺》=プロの殺戮というものがリアルに再現されており驚愕します。    


     個人的に驚愕したシーンとしては…
    吹き矢のような物によって女性諜報員が肌も露わに殺害されるシーン。

     このとき、僅かな時間差を以って彼女の咽喉付近から鮮血が溢れだすという演出が施されているのを見て、
    思わず身がすくみました、あまりにもリアルでしたので…


     殺害後、薄いガウンが肌蹴け彼女の下半身が露出しているのを庇って、一度は肌蹴たガウンを元に直してやるのですが…

     メンバーが再度ガウンをめくり上げ、彼女の下半身を故意に露出して立ち去る、という演出になっていました。
     こうした辺りにふと、“見せしめの刻印”を残しているような? そんな想いがし鳥肌が立った場面でもあります。

     短いシーンですがそこに暈しが付加されていない点なども作品の品位を損なわせていません。      


     ◆エリック・バナ氏が扮するアヴナーがテロに屈せぬ頑強な想いで任務を遂行しつつも、“夫”として、“父親”として、2人から3人になった“愛すべき家族との狭間で苦悩に苛まれ揺れ動く”そんな主人公の心理をバナ氏が見事な表情演技で見せて下さっており素晴らしいです!◆





    *最後に余談としまして…* 

     
    // モシェ・ワインバーグ(テロリストに抵抗し銃で頬を撃ち抜かれ鮮血を吹き出す“レスリングのコーチ”)を、
    この方の実の息子さんであるという、グリ・ワインバーグさんが演じていたそうです。//

  • 1972年9月、ミュンヘンオリンピック選手村でイスラエル選手団が、パレスチナのテロリスト集団「黒い九月」に殺害される。

    それを受け、イスラエルの諜報機関・モサドは報復として、「黒い九月」のメンバーの暗殺を決める。そのリーダーとして選ばれた主人公・アヴナーを軸に、祖国が掲げる大義に忠実になるうち、感情のないロボットと化していく哀しさ、大義への疑問や葛藤を描いている。

    事件発生後のシーンで、イスラエルの首相・ゴルダ・メイアらしき人が出てきたのを見て、これは近現代の世界史を知っている人でないと把握しにくいかも・・と直観。幸い始まり20分で、たたみかけるようにプロローグのエピソードが展開するから、その構成の巧さで見切ってしまうようなところがある。

    報復からは何も生まれない―というメッセージはもちろん受け止めた。それ以上に、国家を大切に思うがあまり、妄想を膨らませた一部の支配者たちに、振り回されて使い捨てにされていく構図、そしてその末路にいる人間の傷の深さみたいなものがとにかく痛い。

    こんな構図は国家間だけじゃなくて、日常にもいくらでも転がってるから。報復による憎しみの連鎖。それを越える、人間の知恵とは?実際、その末路にいたともいえるユダヤ人・スピルバーグのどこまでも、中立な視点。それを配したこの映画製作は、その知恵の切実な一歩だったのかも。

  • 祖国のためにってのがね、どうしても感情移入できない立場なわけさ。
    パレスチナの人の主張もイスラエルの主張もわかるわけさ。
    正義はどちらにもあると。
    ただ、結局争い、暗殺、戦争、ということになつてしまうと、正義もへったくれも無くなっちまう、と思う。

    それにしても、オリンピックにも悲しい歴史があったんですね。

  • テロにおける情報戦と、今日のサイバー空間を支配する、情報を持たざる者と持つ者とのたたかいを観ていて感じた次第。

    登場人物のだれにも感情移入できなかったけど、緊張感を楽しんだ。と書いていて、このような実話ベースのドラマを楽しんでしまう自分である。

  • 民族間の紛争っていまいち感情移入できないな。命がけの報復なんて日本には縁がない。序盤の暗殺はドキドキしたが、さすがに長すぎて途中で飽きてしまう。あとミュンヘンって題名は内容と合ってない

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