辞書を編む (光文社新書) [Kindle]

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著者 : 飯間浩明
  • 光文社 (2013年4月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (225ページ)

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辞書を編む (光文社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 言葉を探しに外へ出かけたり、各種メディアから用例を採取したり地道な作業が多いなと思った。
    辞書はどれも同じかと思っていたが、それぞれに個性があるとは知らなかった。
    三省堂のものは今広く使われていて、中学生にも理解できるという方針らしい。
    買ってみたくなった。

  • 辞書を編む仕事の裏側(?)が分かって面白かった。
    宣伝されている辞書を買ってみたくなった。

  • 最近はあまり使う機会がなくなった紙(または電子)の辞書。

    辞書の項目(見出し語)を選び、その項目の定義、用例を書く仕事を編纂(へんさん)と呼ぶが、本書は編纂者の仕事についている著者が描いた辞書編纂についてである。

    各事象を横並びで見たことのある人が少ないと思われるが、これが辞書ごとのカラーがあって面白い。
    例えば、「右」という言葉をどのように定義したらよいだろうか?

    「北を向いたとき東にあたる方向」を右と定義している辞書もあるし、「お茶碗をもつ方」と定義しても良いだろう。

    前者の場合、正確ではあるけれど、この定義を理解するために東西南北を知らないといけない。
    後者では、左利きの場合は右が逆になってしまう。。。


    などなど、言葉を定義するときにどのくらいの知識を読者に想定するか、どの程度正確に記載するかというのは、辞書ごとに特徴が出るのだという。

    どの程度正確か、というのは辞書なんだから正確でないといけないでしょ。というツッコミが入るけれど、たとえば「パイ中間子」を辞書で引いたとき、

    π中間子はスピンが0で、第一世代のクォークからなる。π0,π+,π−π0,π+,π−の3種類を総称してπ中間子、またはパイオン(Pion)と呼ぶ。

    と書かれていも、これはこれで物理的に正しいのだが結局なにこれ?となってしまわないだろうか?
    このように格式高くかいてある(岩波の広辞苑など)。


    一方で、
    核子を相互につなぎ原子核を安定化する引力(強い相互作用)を媒介するボソンの一種である。

    と書かれた方がさきほどよりわかりやすくないだろうか。こちらはより平易な言葉で書かれており、対象も中学生~高校生向けという感じだろうか。


    というように、一言で「辞書」といっても各々でカラーが違うし、どのことを見出し語としてあげるか、定義をどう書くか、用例は何を採用するかなどなど、編纂者としての苦悩や楽しみが味わえる一冊である。

    なお、2011年に出版された三浦しをん、『舟を編む』も同時に読まれたい。

  • 本書を読んで三国(三省堂国語辞典)を新しく買いたくなった。そのくらい楽しい本。新潮文庫の「三省堂国語辞典の秘密」(同著)も併せて読むとよいと思う。

  • ライフワークを生きている方の姿が見られる。仕事に美学。

  • 筆者は『三省堂国語辞典』の編集委員。第七版がどうやってつくられていくのか、が順を追って、事例もあげながら。ドキュメント風に綴られている。辞書を編むことの大変さがよくわかる。苦労して編まれた「三国」第七版も欲しいなあ、と思わせる一冊。

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