人間臨終図巻 1 (徳間文庫) [Kindle]

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  • 15歳で命を落とした八百屋お七から、121歳で亡くなった泉重千代まで。古今東西の著名人293人を享年の順に並べ、それぞれの人生と臨終のさまを書いています。
    全4巻なので1巻(今読んでいる2巻も)に出てくる人はみな病死(結核、癌、脳溢血、心臓麻痺など)か戦死か刑死です。

    山田風太郎ですから、とても面白いですし、「こんな有名人がこんなにも若い時に成果を出してお亡くなりになったのか。それに引き換えて自分はだらだらと生きているなあ(自分の人生ナイス!)。ありがたいなー」と思ったりします。

著者プロフィール

1922年兵庫県生まれ。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞、97年に第45回菊池寛賞、2001年に第四回日本ミステリー文学大賞を受賞。2001年没。

「2011年 『誰にも出来る殺人/棺の中の悦楽 山田風太郎ベストコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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