人間臨終図巻 2 (徳間文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 50歳~64歳までの死に様が書かれています。
    なんとなく死因に癌が多い印象。
    人間は、どんな生き方をしても、死に方は選べないと、つくづく思いました。
    でも、自分の死を、かなり正確に予言する人が何人か居るのも、死というものの不思議なところです。

  • 第2巻は、享年50歳~64歳を取り上げています。

    男性が多いです。歴史に名を遺す著名人は男性が多いということか、歴史とは戦争の記録(戦いが正当であったということを勝者が後世に伝えるための書物)なのでそう思うのか。

    もちろん、八百屋お七、クレオパトラ、ジャンヌダルク、樋口一葉、マリーアントワネット、、、と女性が登場しないわけではないのですが、圧倒的に男性が多いです。単純にまだ若くして亡くなった人の巻だから(女性は長生きだから)かなあ。

    各巻のページ数が多くしかも4巻もあるのですが、とても面白いのでサクサク読めます。
    「世界史の概略を知りたい」とツイートしていた人におすすめすべきだったかもと、今思いました。

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著者プロフィール

1922年兵庫県生まれ。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞、97年に第45回菊池寛賞、2001年に第四回日本ミステリー文学大賞を受賞。2001年没。

「2011年 『誰にも出来る殺人/棺の中の悦楽 山田風太郎ベストコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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