NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2013年 07月号 [雑誌]

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  • 日経ナショナルジオグラフィック社 (2013年6月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910068470737

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NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2013年 07月号 [雑誌]の感想・レビュー・書評

  • デニソワ人!
    この特集に一番心惹かれた。
    デニソワ人や、ネアンデルタール人がいた時代、
    私たちにとても似ていた彼らが滅び、
    私たちだけが今こうして繁栄している不思議。

    どの生き物が私たちと遺伝子をどの程度共有してるのか、
    見た目と思い込みと案外違って面白かった。

  • 2013年7月号の目次
    探査車が見た火星

    2012年8月に着陸を果たした米航空宇宙局(NASA)の探査車「キュリオシティ」が、火星での“フィールド調査”に着手した。

    文=ジョン・グロツィンガー

     火星に生命は存在したのか。その疑問を解く鍵が、見つかり始めている。

     NASAがこれまでに火星に送り込んだ探査車は4台。なかでも格段に大きいのが、最新のキュリオシティだ。

     最初の探査車ソジャーナは1997年、無人探査車による火星探査が可能であることを実証。スピリットとオポチュニティは岩石を分析し、この惑星にかつて大量の水があったことを示した。オポチュニティは9年間で35キロを踏査し、今もまだ動き続けている。
    「火星に生命」の証拠を求めて

     キュリオシティは、2012年8月に火星に着陸した。いよいよ本格始動して、まずはゲール・クレーターで見つけた岩石にドリルで穴を開けていく。地球上で10年間も探査車の改良を重ね、さらに火星で半年の準備期間を経て、ようやくここまでたどり着いたのだ。

     火星でのフィールド調査は、容易ではない。岩石に深さ5センチの穴を開け、試料の小片を採取するのに何週間もかかる。かつて火星にも生命が存在できたことを示す、化学的な証拠を見つけ出すのが目的だ。

     キュリオシティが探すのは、火星にかつて存在した生命の痕跡だ。生物そのものを探すにはもっと高度な装備が必要なので、今回の任務はあくまで、将来の生物探しに備えて、有望な候補地を絞り込むことにある。

     生物が生きられる環境には、水、エネルギー源、生体を構成する物質という、三つの要素が不可欠だ。火星にかつて水が存在したことは、すでにわかっている。太古に川が流れていた渓谷が衛星画像で確認され、結晶構造の中に水を含んだ鉱物を探査車が発見した。

     キュリオシティは、残る二つの要素を探すことになる。現在の火星の地表は生物が生きられるような場所ではないが、太古の岩石の中に、より湿潤で地球に近い環境の痕跡が残されていないかを調べるのだ。

     数十億年前から微生物が豊富にいた地球でさえ、太古の生物の痕跡はごく限られた場所でしか見つかっていない。皮肉なことに、生命の存在に不可欠な水が、有機物を破壊してしまうのだ。

     かつて砂や泥の間を水が流れていたような場所では、生物由来の物質が鉱物と結びついて沈殿し、岩石に取り込まれるため、生命の探索に適している。これまでに地球での調査で、そうした痕跡が残る例外的な場所を探すノウハウを蓄積してきた。キュリオシティが火星で有機物を発見できれば、生物が見つかる可能性がありそうな場所の目星はつく。

     読者がこの記事を目にする頃には、キュリオシティはゲール・クレーターを横ぎって8キロ先の山に向かっているはずだ。

    ※ナショナル ジオグラフィック7月号から一部抜粋したものです。
    編集者から

     火星といえば思い出すのが、火星人による地球侵略とその顛末を描いたウェルズの『宇宙戦争』。ほかにもブラッドベリの『火星年代記』や萩尾望都の『スター・レッド』など、火星をテーマにしたSFは傑作がそろっています。

     探査車が送り込まれ、とりあえず「タコ型宇宙人」はいないとわかってしまった今でも、夜空に赤く輝く火星のロマンは健在です。火星に果たして、何らかの生命は存在したのか…この謎に挑む探査車からの報告が、今後も楽しみです。(編集H.I)

    太陽系 激動の過去

    惑星は同じ軌道を公転し続けるわけではない。太陽系の初期、木星や土星の軌道の変化が大混乱を引き起こし、地球や月に無数の小惑星や彗星が降り注いだ。

    文=ロバート・イリオン/写真=マーク・ティッセン/イラスト=デーナ・ベリー

     水... 続きを読む

  • 探査車が見た火星
    太陽系 激動の過去
    最後のさえすり
    未知の人類 デニソワ人
    遺伝子の差はわずか
    音で世界を「見る」
    キルギス 誘拐婚の現実
    ルーマニアの田園
    復活するワニの楽園

  • 「キルギス 誘拐婚の現実」が衝撃的でした。

    女性を誘拐し、強引に結婚させるという恐ろしい慣習。
    何故逃げないの?何故抵抗しないの?と思ったけれど、
    一旦女性が男性の家に入ると、純潔が失われたとみなされて、
    そこから出るのは恥とされるとのこと。

    中には婚約者のいた女性もいる。
    もっと大きな国で働く予定だった女性もいる。
    夫から暴力を受けたり、自殺に追い込まれる女性もいるらしい。
    なんて悲惨な…こんな事がまかり通って良いのだろうか…

    「トランシルバニア 草香る丘陵」の記事にはとても癒されました。
    草を刈って牧草を乾かし、羊の世話をする。秋にはスモモのジャム作り。
    こんな昔ながらの生活がいつまでも続いて欲しい。

  • 火星探査、太陽系の公転軌道の変化、ネアンデルタール人と現生人類、第三の人類であるデニソワ人の広がりと交雑、キルギスの誘拐婚、などなどとても興味深い話題が多かった。

    5万分の1の確率で、惑星の軌道の混乱に巻き込まれ「地球全体が引き伸ばされ、水あめのように溶けてしまう」らしい。衝突がなくてもそんなふうになってしまうのか。

    キルギスの誘拐婚は、伝統的には本人の合意のもとのいわゆる駆け落ちだったらしいが、最近は暴力的なものがはやってしまっているとのこと。人権とかの問題がありそうだけど、日本の未婚・晩婚の状況を考えると少々強引な結婚の仕方があってもいいのかもしれないなどと思ったり。

    自然科学、歴史、文化、などなど多岐にわたる記事を手軽に読めてうれしい。今月号は興味をそそる内容が多かった。

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