アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA / 角川書店 (2013年6月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (204ページ)

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • もともと気になっていたこの本、Kindleでセールになっていたので買ってみました。
    ある雑誌の特集によれば、この本の著者であるパウロ・コエーリョは世界中で最も多くの人々に読まれている50人の作家の1人にあげられているそう。

    物語は、羊使いのサンチャゴが、彼を待つ宝が隠されているという夢を信じ、アフリカの砂漠を越えピラミッドを目指すというもので、全世界で1000万部の大ベストセラーです。

    読み心地としては、「星の王子様」に非常に近いものを感じます。
    目に見えない世界の神秘に触れられます。
    日本に住んでいる私としては、砂漠やオアシスをはじめ、舞台がどこか幻想的に感じるし、錬金術師なんてまったくもって別世界のお話みたい。
    それでいて発信されてるメッセージは、深く心に響きます。最後の方はすこし、泣きたくなるくらい。

    夢を追いかけるすべての人に贈りたいし、これは、繰り返し読んでいきたいタイプの本です。
    文化が違っても、こんな風に国を越えて人々の心に届く本があるということは、ものすごいことですよね。

    本もいいけれど、これはKindleで買ってよかったかも。
    マーカーがいっぱい。いつでも手のひらの中で勇気をくれる言葉を呼び出せます。

  • 一気読み!(^^)!
    止まらなかった。レビューで、「星の王子様」と言っていた人もいたが、読みながら同じことを感じた。
    自分探しの旅でありながら、
    宗教的であり、哲学的であり…
    そもそも、宗教や哲学って、自分探しだよ。

    いきるって、こういうことだよなと、
    考えさせられた。

  • ◆運命論に支配された童話。様々なアイテムやイベントがRPGみたい。『指輪物語』や『ハリーポッター』のようにファンタジーを感じないのは訳文のせいか。部分的には気の利いた自己啓発名言多出。夢に向かって不断の努力をしていない自分の日常に耳の痛い言葉も多かったし、これから社会で自己実現していかなければならないムスコに読ませたい言葉もあった。ただ、個人的には「全ては書かれている・予定されている」という枠組み・大前提の中ではモチベーションは起こらないな。◆オチがよくある昔話だったので、ちょっとがっかりした。◆この本から恐れを消して前に進む力をもらう人が多くいるのもよくわかる。その「夢」がいつも正義とは限らないけれど。

  • 人が本当に何かを望む時、全宇宙が協力して、夢を実現してくれる・・
    引き寄せの法則を元に、人生において大切な考え方を教えてくれる本だった。
    英語版と並行で読んだけど、私は英語版の方が好き。

    以下、好きな台詞抜粋。
    ・悪いのは人の口に入るものではない。悪いのは人の口から出るものだ。
    ・傷つくのを恐れるのは、実際に傷つくよりも辛いものだ。
    ・真剣に自分の宝物を探している時、毎日が輝いている。
    それは一瞬一瞬が宝物を見つけるという夢の一部だと知っているからだ。
    ・すべてのものが、それぞれ運命を持っているということは、本当です。しかし、その運命は、いつか実現します。そうなったらそれぞれのものは、自分自身をより良いものに変えて、新しい運命を得なければなりません。

  • 2013年6月25日発売

  • 『アルケミスト 夢を旅した少年』読了。
    奥深い世界に放り投げられた気分になったそんな読了感を味わいました。人生の選択において人は楽な方へ流されがちで難しいことへの挑戦を避けようとする。それを恐れずに運命に従おうとする少年が本当のあるべき人の姿なのかと思ってきた。考える暇なく受身的に読んでしまったけど、いろんなことに挑戦することもいいことなのかもしれないとすとんと物語からそう思えるような内容でした。
    自分の心を避けて、社会の動向やらを気にしすぎたことを反省しようと本から教えてもらえたような。

  • いわゆる児童文学的な語り口だが、その実、人生の示唆に富んだ内容(ブラジル版星の王子様、乃至はブラジル版宮沢賢治という評価に納得)。
    夢を追うことをいつしか忘れてしまった男には痛烈に響くなあ…

    心と向かい合うことの大切さ。「葛藤で何日も寝られないという少年に対し、「それは良いことだ、心が生きている証拠だ、心が言わねばならないことを、聞き続けなさい」と諭す錬金術師。「心に従え」というガンダムUCに通ずるものがある。
    「私たちが今の自分より良いものになろうと努力すれば、自分のまわりのすべてのものも良くなる」
    性善説のようだが、このスタンスが物事を前向きにし、更なる飛躍を生むのであろう。忘れてはいけない。

  • 幸福の秘密とは、世界のすべてのすばらしさを味わい、しかもずっと持ち歩くように託されたスプーンの油を忘れないこと。

    神は望みを持ってはならない。なぜならば、神は運命を持たないから。

    僕は他の人と同じなんだ。本当に起こっていることではなく、自分が見たいように世の中を見ていたのだ。

    彼は新しいことをたくさん学んでいた。そのいくつかはすでに体験していたことで、本当は新しいことでもなんでもなかった。ただ、今まではそれに気がついていなかっただけだった。なぜ気がつかなかったというと、それにあまりにも慣れてしまっていたからだった。もし、僕がこのことばを、言葉を用いずに理解できるようになったら、僕は世界を理解できるだろう、と少年は思った。

    熱中する。愛と目的を持って物事を達成する。信じていることや望んでいることを追求する。

    夢を追求してゆくと、おまえが今までに得たものをすべて失うかもしれないと、心は恐れる。

    心を黙らせることはできない。たとえおまえが心の言うことを聞かなかったふりをしても、それはお前の中にいつもいて、おまえが人生や世界をどう考えているか、繰り返し言い続ける。

    自分の心の夢と望みを知る。

    自分の心から逃げることはできない。

    失敗するのではないかという恐れは、夢の実現を不可能にする。

    私達が今の自分より良いものになろうと努力すれば、自分のまわりのすべてのものも良くなる。

    一度起きたことは二度と起こらない。二度起きたことをは必ず三度起きる。

    何をしていようとも、この地上の全ての人は、世界の歴史の中で中心的な役割を演じている。そして、普通はそれを知らない。

  • 最初から最後まで不思議な本だった。
    途中から少年が色々な人やものに導かれるのに気づいて、そこからは一気に読み進めた、ワクワク感がある!
    何か掴めそうで掴めなかったので、もう1回くらい読みたい。

  • 童話のような感じであるが、随所に大事な言葉が散りばめられている。大人になってしまった私であるが、子供の時に持っていたはずの夢や目標はいつしか現実に飲み込まれてどこかに行ってしまった。この物語を読んで、子供の頃に何をしたかったのか、何になりたかったのか思い出さずにはいられなかった。そして、その頃の夢や目標をそのまま今の自分が実現しようと努力することは、とてもいいことなのだと教えてくれる。大人になること(なってしまうこと)の切なさのようなものを感じた。一方で、子供の時にこの物語に出会っていれば、もっと精神的に豊かな人生を歩めたかもしれない。今からやり直すのも遅くはないのだろうけれど。

    子供に読ませたい本のひとつであり、心が弱気になったときに読み返したい本でもある。元気をもらえる本だ。

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