アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • あまり得意な話ではなかった、
    大好きになった本屋の本ガチャ的な価格で手に入れた分、何だかショック

  • 読んだ当時の自分にはとても難しかった。
    海外作家に苦手意識を個人的にもった一冊だった

  • 翻訳小説はかなり好き嫌いが別れてしまう。やはり文化的な背景や宗教的な感覚や価値観の違いがあるのか、それとも翻訳に馴染めないのか、それとも私の感性に問題があるのか。
    あまり評価が高くなりませんでした。ファンの方、すみません。

  • 巷でものすごく評価が高く、星の王子さまに匹敵するとか超えただとかっていう評判を聞いて読んでみました。

    最初から、あれ、これなんか…面白くないかも?と嫌な予感。
    まず翻訳の仕方が不自然すぎて全く感情に入ってこない。正確に訳そうとした結果なのかもしれないが、自動翻訳された文章を読んでいる気になった。
    薄い本のはずなのに全く進まず、2、3行読んでは記憶が遠のき、また戻って読み直すことを繰り返していたので、読了するのにかなり時間がかかってしまった。

    それでも、いやきっと最後にどんでん返しがあって大感動で終わるに違いない…と期待を込めて最後まで頑張って読んだけれど、自分の中では全く盛り上がらずに終わってしまった。

    結局なんかよく分からないけどこの羊飼いは神に認められたのかなんなのか、その理由もよく分からないし、なんだかんだ運がいいだけじゃん…という印象。感情移入もできないし、キャラクター的に惹かれる要素も薄い。

    運命の人を見つけたとか、大いなる言葉に気づいたとか、全てが怪しいスピリチュアル的な展開に全く付いて行けなかった。価値観の違い?もしかして外国の人の方がこういう物語は好きなんだろうか。それとも、原文はもっと違うんだろうか。といってもポルトガル語は読めないので、英語あたりで機会があったら読んでみたいと思う。

  •  累計発行部数1億5,000万部、単一書籍としては世界で5番目に多く読まれている※とされる本書。何ゆえにそこまで人気なのか知りたくて、読みました。読者を選ぶような特徴があり、刺さる人には刺さるのだろうなぁといった感じです。わたしには刺さらなかった。
    ※販売部数が未詳のものを除く

     物語の主人公は、スペインの羊飼いの少年サンチャゴ。少年は何度も同じ夢を見た。ピラミッドに宝が隠されているという夢。少年は夢を信じ、羊を売り払って旅に出る。行く先々で困難に見舞われながらも、少年はエジプトを目指して進む。そんなお話。

     主題になっているのは「夢を叶えるために必要な事」といったところか。その答えは「つよく願い、願いに従って行動すること」。そのように読み取れました。引き寄せの法則とか、ポジティブ・シンキングとか、そういった理論に通じているかのようです。

     本文は、短い文節に区切られて記述されています。良く言えば詩的な響き、悪く言えば散文的。私は悪い方の印象を受けました。また神秘的な要素を多分に含んでおり、これも読者を選ぶ点かと思います。

     国際的なブームを起こし爆発的に売れた本書も、日本での人気はいまひとつ。これは本書の特徴、特に宗教的神秘性が日本人の宗教観、死生観に合わなかったことが理由であると推察します。

     あまりピンとこない作品ではあるが、世界レベルでウケるのはこういうものなんだろうな。そう感じます。

  • スピ系自己啓発風小説で、ところどころ説教臭いがいいセリフあり。

  • 「アルケミスト」読了。羊飼いの少年が、自分の意思で世界を旅し、なんか変な奇跡体験をする「ひとりひとりの可能性は無限だよ」的な話。自己啓発の古典名著的な評価だったので読んだけれど、三十路のおっさんには特に得るところのない児童小説だった。中学くらいで読んだら楽しかったのかも。

著者プロフィール

1947年ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。現代において最も影響力のある作家の一人といわれている。2002年よりブラジル文学アカデミー会員。著作の多くが世界的ベストセラーとなり、88か国語に翻訳され、これまで170以上の国々で3億2000万部以上を売り上げた。多くの名誉ある国際的な賞を受賞しており、そのなかにはフランスのレジオン・ドヌール勲章がある。2007年には国連ピース・メッセンジャーに任命された。

「2021年 『弓を引く人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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