ユージニア (角川文庫) [Kindle]

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著者 : 恩田陸
  • KADOKAWA / 角川書店 (2013年6月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (299ページ)

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ユージニア (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • ふわふわと着実に、多角的に進む物語。
    美しい少女と残虐な事件。
    文庫版で読みましたが、装丁やフォントに並々ならぬ工夫を凝らしているとのことで、単行本が欲しくなりました。

  • 約30年前に起きた大量毒殺事件を巡り、著者(事件を再々調査している)によるインタビュー、雑賀満喜子(大学時代に事件を再調査した)の著作からの引用、三人称ナレーションによる地のストーリーが入り組む。

    徐々に明かされる恐しい事件の全貌と、まったく信用できない叙述(「本の中には明らかに事実と異なることがある」という仕掛 + インタビュー形式の小説が必然的に持つ性質)による緊張感があいまって醸し出される不安定感が素晴しい。文中で引用される「市民ケーン」と(その名前は出てこないものの)、「刑事コロンボ」による暗示も見事。

    ただ、ちょっと種明かしが多過ぎるかなぁ。もう少し凝って書けば、クリストファー・プリースト級の大傑作になった可能性があるかもしれないと思うと、ちょっと残念。まあ、エンターテイメントとしてはこれくらいの方がいいけど。

  • 複数の視点に立つ訓練だと思えば読めなくもないけど、話自体はつまらない。

  • すっきりしない。結局、犯人は緋紗子なんだろうけど動機がなんだかなぁ・・・。ミステリーとして読むべきではないのかもしれない。表現の仕方は素晴らしいと思う。「見る人」「見られる人」など、心にひっかかるキーワードがいくつかあった。近日中に再読したい。 ハードカバーの装丁はとても面白い。プロローグ部分は秀逸。

  • こんなにゾクゾクしながら読んだ小説は久しぶり。
    ホラーじゃないのに怖くて、でもどんどん読んでしまう。
    文章の組み立てが絶妙なんだと思います。

    いわゆる名家で起きた大量毒殺事件。
    犯人は、あの人?

    複数人の主観が絡みあいながら進んでいく間に少しずつ形を成してきて...
    もやっとしたまま終わります。
    この小説はそれでいいんでしょう。
    そのことで彼女がミステリアスなまま印象に残るから。
    良くも悪くも読み手を選ぶ小説ですね。
    頭の中を整理するために読み終わった直後にもう1度読まずにはいられませんでした。

  • すっきりしない終わり方だけど、最後まで気になって一気に読んだ。

  • 難解だけど、こういう味のある本は好き

  • ある夏に起こった大量毒殺事件。それに関わった人達が事件を回想していって事件を多角的に見ていく形式。人の主観って偏っていて、何が真実なのかは掴みづらいものなのだろうなぁ。
    不穏な空気が漂い、謎が謎を呼ぶような本のため、読後感がもやもやしていたため星3つ。

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