シュガーマン 奇跡に愛された男 DVD

監督 : マリク・ベンジェルール 
出演 : ロドリゲス 
  • 角川書店
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111244819

感想・レビュー・書評

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  • CS無料録画>ドキュメンタリー。見て良かった。初めて"シュガーマン"ことシクスト・ロドリゲスというミュージシャンを知った。米では全くの無名だったのに南アでは驚異的なヒットをし、伝説の男となる。彼の歌や歌詞の数々にはどれも心に刺さる物があり,すばらし。彼の底辺のような慎ましい生活,それでも本人はとても満足しており、どこか達観してる生き様も素晴らしい。いい話でした^^。何があったか知らないがモータウンのビジネス目線でしか見れてない元社長の発言は嫌いだ。

  • 泣きそうになった。歌詞がどれもいい。

  • 70年代にデビューしたが、アメリカでは商業的に惨敗し誰も知らない男、ロドリゲス。しかしアパルトヘイト時代の南アフリカで、彼の歌は反抗の象徴として誰もが知るスターになっていた。

    消息がつかめないスターにありがちな悲劇の最期、ステージ上で拳銃自殺したという伝説だけが一人歩きしていたロドリゲスだが、ある男が彼の逸話は話者によってバラバラで誰も確かめた者はいないと疑問を呈する。

    そこからロドリゲスの消息を探す動きが始まり、数十年越しのステージが実現する。

  •  70年代にデビューするも売れず消えてしまったミュージシャンがその後南アメリカで大ヒットしていた。自殺してしまったと彼を追ったところ。。。
     スウェーデンとイギリスのドキュメンタリ映画。

     こういうことがあったという衝撃とシュガーマンの人間性だけで面白いドキュメンタリができることはほぼ確実。その時その時に合わせたシュガーマンの音楽もすごくいい。
     欲を言えばそこからさらに深めたドキュメンタリ映画故の何か(製作者の意図とか)がもっと見えたらよかった。

     奇跡に愛された男という邦題もなかなかにいい。 

  • こんな奇跡があるんだなと感動

  • 素晴らしい実話を見事に映画化しているドキュメンタリー。

    「事実は小説より奇なり」を地でいっている。

  • [その男は、発掘に値した]アパルトヘイト下の南アフリカで、象徴的な反抗の曲を世に送り出し絶大な人気を誇ったロドリゲス。しかし、彼の母国アメリカでは、レコードは鳴かず飛ばずのセールスに終わり、存在はまったくと言ってよいほど世に知られておらず、その行方もわからないほど。この対比に興味を覚えたライターやレコードマニアが調査を始めると、「奇跡」と形容したくなるほどの彼の足跡が浮かび上がってきて......。ドキュメンタリー部門でアカデミー賞を獲得した珠玉の作品。監督は、本作で世界的な成功を収めたマリク・ベンジェルール。


    良い。スゴく良い。ロドリゲスの足跡をたどる旅、その旅の行き着いた先、そしてロドリゲス本人がミラクルに満ち溢れており、何度も「こんなコトがあるのか......」と呆気にとられながらの観賞となりました。嬉しくてとか悲しくてとかではなく、目の前の景色(まぁ、スクリーンなんですけど)を信じられなくて涙が出てきたというのは初めての経験。数々の賞を獲得している本作ですが、それも当然と頷くこと間違いナシです。


    全編を彩るロドリゲスの曲も、なんでこれが注目を集めなかったんだろうと思うほどに素晴らしい。この手の音楽はあまり聴かないんですが、思わずサントラに手が伸びてしまいました。それにしても、雪道を猫背気味に歩くロドリゲスのなんとも渋くカッコいいこと......。

    ちなみにシュガーマンは代表曲のタイトルです☆5つ

  • 南アで人気が出たがアメリカでさっぱりで、デトロイドで家の修理をして暮らしていたが、ある日、消息が南アの人に知られることになりコンサートをすることになるとものすごい人気。こういうことがあるんだなぁ。ドラマだったらウソっぽいのだけどドキュメントだから文句言う筋合いではない。
    歌が確かに魅力的で、キレのある声質、リズム感に主張のハッキリした歌詞。これなら人気が出てもおかしくない。

    ただ映画として見ると、退屈する。前半はインタビューがだらだら続くだけだし、後半のステージのシーンは画質が悪い。テレビドキュメントでよかったのでは という出来だ。
    感激するのは彼と彼の歌と彼の境遇という事実だ。それがドキュメント作品ということなのかもしれないが。ドラマだったウソっぽいのだけどドキュメントだから文句言う筋合いではない。
    WOWOWの「W座」の一本で見たのだけど、小山薫堂さんの詩がなかなかステキ。
    このドキュメントから、人は知らないとこで、人に影響を与えてるものだと読み解く。なるほどね。

    『知らないところで
    今日も朝が始まり、
    知らないところで
    誰かが珈琲を飲んでいる。
    交差点であくびをしている紳士と
    路上でギターを弾いている青年と
    橋の上でキスをしているカップルは
    すれ違ったことすら無いけれど、
    その人生はつながっていたりする。
    知らないところで
    あなたの人生が
    誰かの人生を
    ささやかに揺らしている。
    そして、その誰かの微笑みは
    いつか風に乗って
    きっとあなたの元に
    帰ってくる。』

  • これを観て、今じゃ情報化で世界中のことがわかるようになって便利な代わりにこういうドラマは生まれないね、というような感想があり得るように思が、でも本当にそうだろうか。細分化され、レイヤーが変わってもこの社会には色んな断絶が…というようなことを考える。
    それにしてもたった一人の女性がハブになったというのは(CD化されてることとか考えると事実はそこまで単純じゃない気もするが)興味深い。
    あ、話自体もめちゃめちゃ面白かったし感動した…
    ロドリゲスさんのキャラクター、それが一番すごい。

  • レコード屋さんが今も変わらずレコード屋さんなのがいい。

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