紐結びの魔道師 オーリエラントの魔道師たち [Kindle]

著者 :
  • 東京創元社
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感想・レビュー・書評

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  • オーリエラントの魔道師年表などを見ると、この短編は帝国歴1457年10月。『太陽の石』の主人公デイスが拾われる(赤ん坊として再生する)約230年ほど前の話。コンスル帝国の末期で荒れているようだが、田舎の街の生活はそうでもなさそうだ。軽妙で会話も明るい。主人公たちも活力があり、なにより紐結びの魔法は楽しい。切りかかってくる敵も傷つけずにいたずらを仕掛けて追い払う。長編が重い話なので、外伝の遊び心が楽しかった。

  • クスクスしたりしみじみしたり
    時には柔らかく、時には固く
    切れそうになったり、解けそうになったり
    紐だけでは語れない結びがあるな

  • 22/6/27〜22/7/3 Kindle Unlimited

  • サラっと読み切れます。
    他のシリーズに比べると随分明るい感じですね。
    紐を結んで魔法が発動するという発想が面白いです。
    お祝いのための紐結び、よくこんなに色々出てくるなーと思いました笑

    いい年をした男がちまちま紐を結んでいるところを想像して、なんだかほっこりしました。

  • さっぱりとして文体ですが、世界観がよく想像できます。魔導師のお話の短編ですが、これだけ読んでもとても楽しめます。

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著者プロフィール

山形県生まれ。山形大学卒業。1999年、教育総研ファンタジー大賞を受賞。『夜の写本師』からはじまる〈オーリエラントの魔道師〉シリーズをはじめ、緻密かつスケールの大きい物語世界を生み出すハイ・ファンタジーの書き手として、読者から絶大な支持を集める。他の著書に「紐結びの魔道師」3部作(東京創元社)、『竜鏡の占人 リオランの鏡』(角川文庫)、『闇の虹水晶』(創元推理文庫)など。

「2019年 『炎のタペストリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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