- Amazon.co.jp ・電子書籍 (257ページ)
感想・レビュー・書評
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櫻子の趣味が骨を愛でることだということにはじめはぞっとした。しかし、この本を読みながらその趣味と知恵が事件の解決に導いてくれることを知った。自分で解いてみても楽しいそんな部類のミステリ小説だ。
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骨と旭川の話がいっぱいで推理のときに披露される知識を読み流すのが好きだから悪くなかったけど正太郎くんが都度過剰に感情的に反応してるのがちょっと読むの辛いなと思う、でもまあ高校生だから自然な反応ではあるよな…続刊読むか迷う
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ビミョウ。面白いけど、私のキライな要素が2つ入っている。
1つは、妙に知性がある高校生がでてくること。大人が許せる(好ましく思っている)範囲で幼さをだす。高校生のときってもっとひねくれていたけど、どうして小説の高校生はこんな大人よりなんだろう?
もう1つは、主人公が意味なく美人。美人で美を武器にしていないのに美人設定。人体に詳しく、思ったことをストレートに表現する、体格のいい女性。美人じゃない方が面白いのに。 -
今Amazonで開催中の春の無料本https://www.amazon.co.jp/b/ref=s9_acsd_al_bw_clnk/ref=s9_acsd_al_bw_c2_x_c2cl?node=8102773051&pf_rd_m=A3P5ROKL5A1OLE&pf_rd_s=merchandised-search-4&pf_rd_r=FBK70EKA80W4HJEJ63VG&pf_rd_t=101&pf_rd_p=3c3cd8e7-2577-4dd0-9808-bc2a3c92b5dc&pf_rd_i=2275256051フェアで入手。確か、呪われた世界史もそう。
ドラマもアニメ?も観ていないので、前知識なしに読んだ。
思っていたのと違っていて、ちょっとびっくり。私には、タイトルや表紙から勝手に物語を想像してしまう癖があるので、致し方無いんだけど、大人しめのヒロインにホラーチックな話だとばかりw
普通に読み進めていったんだけど、なんかデジャヴ。これはそう、万能鑑定士を読んだときと同じ感覚。普通にミステリーで謎があって、蘊蓄があって、結末があって。後に続いて。
おそらく無料分のみでその先は読まないと思う。 -
題名からホラーを想像しますが全くそうではなく本当にライトなミステリでグロさもないです。浜辺で掘り当てた人骨を、見つけたのは自分だからと持って帰ろうとするような、美人でちょっと変わった骨好きの櫻子さんとワトソン役の高校生正太郎。骨に遭遇する彼らが事件の真相も…という連作短編なわけですが櫻子さんは特に真相を明らかにしたいわけではなく、論理的に事件の真相をするっと説明するものの(しかも特に骨からではなく)後味もそんなに良くはなく…でもキャラもたっていて手軽に楽しめて悪くなかったです。続きも読んでみます。
再読(2017/06/03)
再読。一年ほど開けて2冊目を読もうとしたら、アニメもドラマも見ていたので設定が全部ごっちゃになってしまい混乱。小説の設定を確認するためにこれに戻ってきました。表紙絵もこんなだし、ライトミステリと謳っていますが、意外と事件は重かったり苦かったり。しっかりと思いだしながら楽しみました。一つびっくりしたのが、将来的に○○を○○から送ってもらう〜というフレーズがでてきて、かなり先の事まで決まっているような書かれ方をしている部分があったこと。長く続いているシリーズですが、作者は相当先まで決めているようですね。 -
これラノベ?と思うほどしっかりした(そして専門性の高い)話と、シビアな展開に引き込まれつつ読了。応募シールの誘惑で買ったけど、正解な一冊でした。櫻子さんのあまりの男っぷりのよさに、どことなくBL臭を覚えたのは気のせい?早くも平穏なラストじゃない感じの一節に、次巻以降を買うべく本屋へ駆け込みました。にしても北海道愛が詰まりまくってます。
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タイトルのインパクトの強さはあるけど、中身はライトなホームズ&ワトソン系のミステリ。骨好きのお嬢様で人の感情や一般常識どこかに忘れたらしい櫻子さんと、常識が服着て歩いてる高校生の僕。設定立ちすぎてて正直トホホなんだが、そこはそれ。エンターテイナーな読み物ではある。「頑なな人間は、人生を骨折しやすいんだ」中々渋い発言をする櫻子さんは嫌いじゃない。僕がちょっと弱っちくて鬱陶しいけど(苦笑
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骨マニアなお嬢様が謎を解くラノベミステリ。
適度に毒のあるヒロインと少々ダークな展開。
ミステリ要素は薄いが、骨に関する蘊蓄は面白い。
語り手の少年と櫻子さんの関係性がいまいちわからないのだが、シリーズが進むとわかってくるのだろうか。 -
タイトルが作品の内容を何一つ表したものでなくがっかり。
本作で改めて思ったのですが、タイトルと本編はCE(顧客期待)とCS(顧客満足)の相関に似てますね。
読者の高いCSを得るにはCEを上回らなければなりませんが、そもそもCEの低い商品には手が出ません。
本作ではCSがCEを上回らなかった訳ですが、それだけCEを高めたタイトルが秀逸と言えるのでしょう。
作者への信頼も大きく減じてしまった訳ですが。
内容ですが、櫻子さんのキャラは大変良いのですが彼女の薀蓄を聞くだけの展開に辟易。
案外探偵ってダメダメな方がいいのかも。