月は無慈悲な夜の女王 [Kindle]

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  • 早川書房 (2010年3月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (191ページ)

月は無慈悲な夜の女王の感想・レビュー・書評

  • コニー・ウィリスがあまりにもハインラインを敬愛しているので、読まなくては、と思って。ハインラインはむかーし「夏への扉」を読んだ記憶があるくらいで、それも詳細は忘れてる……。

    設定やストーリーはSF苦手なわたしでもわかるし、おもしろいと思ったんだけど、なんでかあんまりのめり込めなかったような。なんでだろう。なんというか、ストーリーの割りに、文章が無機質な感じがするのかなあとも思うのだけれど……。コンピュータとの交流とか、仲間同士のつながりとか、いろいろな思いとか、こういうストーリーならもっともっと感情的に、情緒的に書いてもいいのになあとか思ってしまったのかも。さらっとしすぎているというか。コンピュータのマイクとかETみたいにかわいいし、ユーモアもあるけど、もっともっとユーモアきいててもいいのになあ、とか。わたしが、今どきのエンタメに毒されているだけか??

  • 地球からの独立を望む月世界の戦い。

    こんな話だったのか!
    タイトルからもっとハードなSFだと思っていたよ。
    むしろエンタメよりだった。SFの素養がなくても楽しめた。面白かった。
    キャラクタのやりとり、組織同士の交渉。そしてラストの展開。いいなあ、うまいなあ。
    もっと早く読んでいたらSFも普通に読む生活になっていたかもだ。

  • ザ・タイトルが格好いいSF。
    飛行機の機内で読もうと思って買っていたうちの1冊。
    結局、読み終わったのは帰国後だった。
    中身については今更。

  • 最後まで翻訳が読みづらかった。
    昔だから、コンピュータを「計算機」って書いてあるくらいいいんだけど、ワイオのセリフで「わたしは」っていうのが頻発で、とても読みづらい…
    機械マイクロフトはいとしい性格だった!

    これがあらゆるSFの原点と聞くと、このアイデアを出したということ自体がすごい。革命をなそうという流れおもしろい。
    コロニー落としは、輸送缶を落とすのがモデルと聞いてワクワク読んだけど、この破壊力と情報操作はおそろしいな…
    事前に集めた高い山の情報は、各国の高い山について聞いていたのは、輸送のためではなく、この目標地点設定のためだったのか…と、あとからわかるもの。そして落とす最中にも、「月の独立を認めれば目標地点を変える」と、言い続けるのだから。
    一瞬で落ちるものではなく、10時間以上かけて落ちていく。これを落とすときの操作や、情報操作がすごい。
    マイクが喋らなくなるということを知って読むと、若い二人を別の場所に移動させたり、弟分の機械に計算を教えこんだり……のあたりから、まるで自分が引くのを決意していたようだ。

  • ダメだった、内容はまあそこそこの近未来物。月世界都市が地球本土に反乱、スーパーコンピュータ的人工知能の助けを借りて戦争へ、、、というような内容なんだけれど、とにかく翻訳が異常に硬くて直訳感満載で終始拒否反応、物凄く時間がかかった。好きな人はその硬さがいいんだ、とか言うかもだけどとにかく自分は昔から翻訳翻訳した文章は全く読めなくなってしまう。何とかちびちび最後まで読んだけど、あー疲れた、という感想のみ。

  • 革命のくだりと言い戦争のくだりと言い、準備段階の描写がもたらすワクワク感がとにかく異常。一人称はあまり好みではないけど、三人称の文体ではこうはいかないだろうなというか。専門的な部分や自分が疎い分野の解説をきちんと消化するには再読が必要になるだろうけれど、分量の多さが苦にならない求心力がある物語だと思います。惜しむらくは翻訳のクオリティか。

  • たぶん、これがあのアニメのルーツだろう。

  • SF古典作品。

    原文も翻訳も古いためか、少々読みづらい感は付きまといました。
    しかしその緻密な世界観は色褪せず。特に地球との交渉のパートは実にスリリング。
    ラストは、ある意味驚きの展開でありました。こういう所でホロリとさせられるとは思わなかった。

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