- Amazon.co.jp ・電子書籍 (630ページ)
感想・レビュー・書評
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設定、ストーリーはとてもいいと思う。
翻訳が不自然すぎて、内容が頭に入ってきづらい。
アメリカンジョーク?みたいな例えが頻出し過ぎててすんなり読み解けない部分が多かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても読みづらくて半分も行かずに断念…。
日本語に合った訳になってない気がする。
山形浩生さんの訳で読みたい。 -
コニー・ウィリスがあまりにもハインラインを敬愛しているので、読まなくては、と思って。ハインラインはむかーし「夏への扉」を読んだ記憶があるくらいで、それも詳細は忘れてる……。
設定やストーリーはSF苦手なわたしでもわかるし、おもしろいと思ったんだけど、なんでかあんまりのめり込めなかったような。なんでだろう。なんというか、ストーリーの割りに、文章が無機質な感じがするのかなあとも思うのだけれど……。コンピュータとの交流とか、仲間同士のつながりとか、いろいろな思いとか、こういうストーリーならもっともっと感情的に、情緒的に書いてもいいのになあとか思ってしまったのかも。さらっとしすぎているというか。コンピュータのマイクとかETみたいにかわいいし、ユーモアもあるけど、もっともっとユーモアきいててもいいのになあ、とか。わたしが、今どきのエンタメに毒されているだけか?? -
「2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した! 流刑地として、また資源豊かな植民地として、月は地球から一方的に搾取され続けてきた。革命の先頭に立ったのはコンピュータ技術者マニーと、自意識を持つ巨大コンピュータのマイク。だが、一隻の宇宙船も、一発のミサイルも持たぬ月世界人が、強大な地球に立ち向かうためには……ヒューゴー賞受賞に輝くハインライン渾身の傑作SF巨篇。」
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ダメだった、内容はまあそこそこの近未来物。月世界都市が地球本土に反乱、スーパーコンピュータ的人工知能の助けを借りて戦争へ、、、というような内容なんだけれど、とにかく翻訳が異常に硬くて直訳感満載で終始拒否反応、物凄く時間がかかった。好きな人はその硬さがいいんだ、とか言うかもだけどとにかく自分は昔から翻訳翻訳した文章は全く読めなくなってしまう。何とかちびちび最後まで読んだけど、あー疲れた、という感想のみ。
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革命のくだりと言い戦争のくだりと言い、準備段階の描写がもたらすワクワク感がとにかく異常。一人称はあまり好みではないけど、三人称の文体ではこうはいかないだろうなというか。専門的な部分や自分が疎い分野の解説をきちんと消化するには再読が必要になるだろうけれど、分量の多さが苦にならない求心力がある物語だと思います。惜しむらくは翻訳のクオリティか。
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地球からの独立を望む月世界の戦い。
こんな話だったのか!
タイトルからもっとハードなSFだと思っていたよ。
むしろエンタメよりだった。SFの素養がなくても楽しめた。面白かった。
キャラクタのやりとり、組織同士の交渉。そしてラストの展開。いいなあ、うまいなあ。
もっと早く読んでいたらSFも普通に読む生活になっていたかもだ。 -
ガンダムの元ネタであり、イーロン・マスクの愛読書と聞いて読んでみた。訳が読みづらい。月に移住した人たちによる独立戦争ということで、ガンダムっぽさはある。地球への攻撃の仕方もコロニー落とし感が満載。
ジオン・ズム・ダイクンのモデルは本作の「教授」なのかな?と思った。 -
長編ながらも心地よく読み進められる物語の面白さに加え、自分達の世界とこれからを考える想像力を養ってくれる傑作。
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この世のあらゆる知識を呑み込んで知性を得た計算機マイク。ChatGPTじゃないか。
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凄くよかった。ハインラインの主人公はとても良い。瞬時に好きになる。主人公の能力、信頼、愛、願望、失敗、勇気が身に染み込んできてドラマ展開が何倍にも楽しめる。
訳文の難しさはところどころにあったが気にしている暇などない。面白すぎて止まらない。寝る寸前まで読んでいて夢でも見て空き時間があれば少しでも読んでいた。政治、革命、科学技術など専門的な小難しさも主人公の視点から立ち位置からわかりやすいよう噛み砕き例をあげ説明してくれるので読み進めていくには充分にイメージできた。このきめ細やかな配慮も魅力のひとつ。 -
古い本だが、今読んでも十分楽しめる。
現実がこんなふうになる日もくるのかも。 -
電子書籍で読了。メインは3人+αくらいだがキャラが立っていたなと。原文はわからないが文章はだいぶクセが強い。2023年に読むと「AGI」や「プロンプト」、「脱獄」が想像の産物として登場しているところに感嘆する。想像したことが無ければ調べたこともないことを知れる、SFとしての魅力はあった。
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原作は面白いのかもしれないが、翻訳がひどい。特に教授が登場して以降、会話が不自然でまるで頭に入ってこない。
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月世界市から帰ってまいりました!
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なかなか面白かった。AIと協力して戦う話をこんな昔に想像してかけるのがすごい。
革命を実行するための組織戦略の話などが間に挟まってて意外と面白かった -
岡田斗司夫推薦
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近未来の話だけど、人間はやっぱり人間なのね。
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自意識をもったコンピューター、音声通話とアバター映像のインターフェース、月の環境が生み出した特殊な家族形態、革命の組織づくりと独立戦争。地球の植民地である月世界では、人々はどのように考え、暮らし、どういう条件のもとであれば革命と独立が成功しうるかの緻密なシミュレーション。
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「月は無慈悲な夜の女王」(ロバート・A・ハインライン: 矢野徹 訳)を読んだ。
45年振りぐらいかな。
ハインラインは「宇宙の戦士」が嫌いなのでそんなにたくさんは読んでない。
これまでに複数回読んだのは「夏への扉」くらいだしね。
電子書籍は懐かしいタイトル見るとつい買ってしまうんだな。 -
2075年。地球の植民地であり囚人の流刑地である月世界が、地球からの独立を訴えて立ち上がります。先頭に立つのは意思を持つコンピューターのマイクと技師のマニー。作者の築いた独特の世界観に引き込まれます。
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月の独立戦争に巻き込まれていくエンジニアのマヌエルと人工知能のマイクの話
メインの登場人物がみんな魅力的
家族のあり方もとても面白い
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は〜面白かった。
主人公マヌエルはタフで無骨で自分自身を知っている。もう二人の主人公格、教授とマイクが革命の心臓であり、自分は使い走りの小僧だと考えているが、必要な時には恐れず決断を下すことができる。
そのマヌエルの視点から月の独立をかけた闘いが描かれる。見えることも見えないこともある。
最後までストーリーは転がり続け、息をつかせない。ハインラインの作品はまるで映画を観ているみたい。私は「夏の扉」より本作が好きです。
心情的には最後にがっくりくるところもある……この喪失感が小説の醍醐味のひとつでもあるけれど、いや、でも、しかし……愛着が生まれていることの証として。
「月は無慈悲な夜の女王」という珠玉の邦題の意味は読み終わると分かる。タンスターフル── There Ain't No Such Thing As A Free Lunchということだ。 -
月は無慈悲な夜の女王