フェルドマン式知的生産術 ― 国境、業界を越えて働く人に [Kindle]

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  • プレジデント社 (2012年10月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (143ページ)

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フェルドマン式知的生産術 ― 国境、業界を越えて働く人にの感想・レビュー・書評

  • 欧米では「情報と情報をつないで、そこに新たな意味を見いだせる人」が専門家として認められます

    既知の情報から未知の知見を探す、なかなかできません。ルール形成に関連して、よく特許情報と睨めっこしてますが、なかなかこれというのが浮かんできません。

    もっとよく見ろということなのでしょうか、そもそも見方が悪いのでしょうか。途方に暮れても何も始まらないので、睨めっこを続けながら、ルール形成の本を読み漁りたいと思います。

  • アマゾンのセールで購入。これから使えそうな技がたくさんあった。

  • ☆4.0
    フェルドマンさんの「一流のアナリストの「7つ道具」」の増補版。
    日本経済最新講義で著者に興味を持ったため読んでみようと思った。
    普段意識されていることなどを纏めている本で、使えることも多く書いてあった。

    【以下抜粋・要約】
    <序章>
    どんなに才能があっても、自制心に欠けている人は成功できない。「自制心のなさ」という一点で、他の才能の価値もゼロになってしまうのです。

    <混沌から意味を引き出す「分析力」>
    日本人に「専門家」とはどういう人ですか、と聞くと、たいていは「特定の分野についての情報(知識)をたくさん持っている人」という答えが返ってきます。これは欧米人の考える「専門家」像とはかなり違います。欧米では「情報と情報をつないで、そこに新たな意味を見いだせる人」が専門家として認められます。
    専門家の能力として共通しているのは「AとBという情報を持っていること」ではなく、「AとBという情報からCという結論が導き出せること」つまり「情報と情報の関係をつくる力」なのです。それが分析力です。
    インターネットの時代には情報が溢れています。説明を受ける顧客の側もアナリストと同じ情報を持っているのです。いまや、「単なる情報」は売り物になりません。「情報から導き出した絵=結論」を売らなければいけない時代になっているのです。
    グローバル化した時代に働く人はそれぞれの文化的ギャップを乗り越えて、顧客を納得させる技術を持っていなくてはなりません。そのためには日頃から、同じセットの情報から複数の仮説を立て、そのなかから最も説得力のある仮説を選ぶ訓練をしておくことが大切です。情報のつなげ方にはそれぞれクセがありますので、それを自覚し、別の見方もできるように心がけましょう。

    人に何かを伝えるには、最初に目的を決めることが大事です。
    何のために、誰に向けて、何を伝えようとしているのか。そこから逆算することで、プレゼンの方法が決まります。
    ☆文章の上達のためには、「ルールブック」となる本を探すことをお勧めします。(著者の場合、The Elements of Style:E・B・ホワイト)
    一九一八年に初めて出版された『The Elements of Style』(ホワイトはこれに補足して再出版しました)は、B7サイズで五〇ページにも満たない小さな本ですが、簡潔でわかりやすい文章を書くためのルールがびっしり詰まっています。
    私が最も参考にしているルールを五つ紹介しましょう。
    ①いらない言葉を省く  文章を書いたあと、不必要な部分は思い切って削り、短くします。短い文章のほうがかえって相手に強い印象を与えます。  文章を短くするのは著者の責任です。読者の時間を無駄遣いしないために、自分の時間を使うべきです。
    ②二重否定を使わない  日本語の文章でも「そうならないとは限らない」という二重否定の文章をよく見かけます。これは読者を混乱させます。わざとぼやかしたり、曖昧にしたりするという「意図」がない場合、二重否定は使わないほうがいいでしょう。
    ③文章は単純な構造に  文章にはさまざまな構造があります。時間軸に沿って、最後に結論を持ってくるピラミッド型の構造もあれば、結論を最初に述べて、「なぜなら……」とその根拠を明かしていく、逆ピラミッド型の構造もあります。  どちらもよく使われるものですが、大切なのは最初に構造を選ぶこと、そして、選んだらそこから外れないことです。
    ④能動態を使う  日本の新聞には「○○が明らかになった」と受動態で書かれた記事がよくありますが、これは不親切です。主語をはっきりさせた形で書かなければ、何が言いたいのか読み手にわからなくなってしまいます。
    ⑤強調したい言葉を文章の最後に持ってくる  文章のなかで最も強調したいところを文章の最後に置くと、読者の印象に残ります。例を挙げましょう。
    ◉文章の最後に、強調したい言葉を置きましょう。
    ◉強調したい言葉を置くならば、文章の最後です。
    文章が上達したいのであれば、このようなルールブックを自分で探し、その中で特に効果的と思われるルールを実践していくことです。  この五つのルールのほかにも、ものを書くときに私が心がけていることがいくつかあります。  まず、短い文章、簡単な語彙で書く。例外もありますが、難しい漢字を使うより、ひらがなと純粋な日本語、いわゆる大和言葉を使うほうがわかりやすくなります☆

    [人前で話すときに気をつけること]
    ・聞き手があなたの話しを聞くのはたいてい一度だけです。相手にわかりやすいようにゆっくり話すこと。
    ・もう一つのコツは声を低くし、聞き取りやすくすること。
     私はスピーチをする前に、歌手がやるような発声練習をしています。
    まず「これが私の声です」と、声に出して言ってみます。そのときに自分がどういう声を出しているか、覚えておいてください。  次に大きく深呼吸をして、「ア~」と、できるだけ低い声で、息の続く限り発声します。そしてその後にもう一度「これが私の声です」と言ってみましょう。どうですか。最初の声よりもずっと低くなったことに気づくはずです。  この発声練習を二、三回繰り返すことで、さらに声を低くすることができます

    スピーチで大切なのは、聞き手の共感(シンパシー)を得ることです

    <意見の違いを乗り越える「人間力」>
    人間力は大きく三つに分けられます。
    一つ目は会話力、二つ目は交渉力、三つ目は人観力(人を見る力)です。
    相手と意見が対立する原因は、主に三つあります。
    ①情報の違い  ②解釈の違い  ③損得の違い

    ☆相手が汚い手を使ってきたときには「頭を下げない」ことも大事です。頭を下げてしまうと相手はつけあがります

    残念なことですが、なかには協調性もなく、能力もない人もいます。そういう人には「辞めてください」と言うしかありません。厳しいようですが、その方が辞める人にも残る人にもプラスです。その人が残れば会社全体の基準が下がってしまいますし、本人にとっても、自分の本来の居場所でないところに縛りつけられることになります。それでは次の人生が始められません。

    ☆日本人にあてはまると思うAとBは「なぜできないかを考える人」と「どうやってできるかを考える人」です。
    「どうやってできるかを考える人」になりたい!

    <下品になってはいけない「数字力」>
    私は学生時代に経済学の先生から、 「数学はトイレと同じだ」  と言われたことがあります。 「人間であるかぎりトイレは使わないわけにいかないが、人前でトイレのことは話さない。数学も同じだ。人前では話さない」  つまり数学は、たとえそれを使って分析していても、あまり露骨に示すべきではなく、他の人たちが簡単に理解できるよう工夫して、品よく話す必要があります。

    数字を使う利点はどこにあるのでしょうか。  第一に、わかりやすいこと。  第二に、客観性があること

    ☆疑問を持ったら、それについて考えてみることです
    人から与えられた数字を鵜呑みにしないで、「これはどうやって計算しているのだろう」と考える習慣をつけるのです。米国には、「数字はウソをつかないが、ウソつきは数字を使う」という格言があります(ダレル・ハフ著『統計でウソをつく法』講談社ブルーバックス、高木秀玄訳、一九六八年初版)

    本州から四国へ橋が三本も架けられたのは、国民が官僚が出した数字を鵜呑みにしたからです。二〇〇八年五月に、国会で五九兆円の道路整備十年計画が通りましたが、このときの数字はどうだったでしょうか

    見落としがちな「時間・エネルギー管理力」
    「成功する人は真実を直視できる人である」と言います。数値の示す真実を直視することが健康管理の第一歩です。
    健康管理は自分のためだけではなく、家族のため、友人のため、同僚のための義務です。そう認識して行うべきです。

    ジャック・キャンフィールドはナポレオン・ヒルやフランクリンなど過去の偉人たちの事績を三〇年間も研究し、その成功の秘訣を『成功法則(The Success Principles)』にまとめました

    ●「自分が恐れていること」リスト 自分が恐れていることをあえてリストアップし、自分の欠点として自覚することで、やりたいことが見えてきます。
    ●「自分が一緒にいる人々」リスト 人間は無意識のうちに、自分の周りの人たちのレベルに合わせようとしています。自分が普段、誰と一緒にいるのか思い返してリストアップし、なるべく程度の高い人たちの中で行動するよう心がければ、自分自身自然とレベルアップしていくことが期待できます。
    ●「片づけていない問題」リスト 過去の精神的な傷と向き合うことも大切です。たとえば失恋したことを、何年たっても引きずっている人がいます。そうした問題に決着をつけなさいということです。
    ●「邪魔になること」リスト 自分の集中を妨げて仕事の効率を落とすような問題です。これもリストアップして、どうやって対処するか考えます。
    ●「自分の癖」リスト 「なくて七癖」と言いますが、自分に癖があることを認め、その上で行動すれば、行動を望ましい方向に矯正していくことが可能です

    <「ハブ性」で勝負する「言語力」>
    私から見ていちばん大事なポイント(第一のコツ)は、「楽しく勉強すること」です。
    ☆「人の幸せは人生を面倒くさいと思うか、冒険と思うかによって決まる。面倒くさいと思ったら幸せにはなれない。冒険だと思えば幸せだ。

    語学の勉強を楽しむためには、自分の好きな分野、楽しい分野で外国語の勉強をするのがいいでしょう。
    たとえば車が好きな人は車の雑誌を買えば、外国語であっても読もうという気になります。

    上達のための第二のコツは、「間違いを恐れないこと」です。
    完璧主義は外国語を学ぶときには障害です。外国の言葉を学んでいると、どうしても間違いは出てきます。
    ☆あとでちゃんと「ネタ」になりますから!!

    上達のコツのその三は「電子媒体をうまく利用すること」です

    <自分ブランドで差別化する「商売力」>
    もっとも成功するビジネスは、そのようなニーズを掘り起こしたときに生まれます。
    たとえば人が本を買う時本という物体が欲しいわけではなく、本に書いてある中身が欲しいのです。
    髪とインクで出来たハードウェアでなく、その本に書いてあるソフトウェア、つまり情報が欲しいわけです。
    売り手はこのように「顧客が何を買っているのか」を理解し販売戦を組む必要があります。

    スティーブ・ジョブズがピクサー社の本社ビルを建てるときに、関係のない部署の社員同士がひんぱんに顔を合わせるように設計させました。具体的には、ビルのど真ん中にカフェテリアなどをつくり、社員が移動するときに必ずそこを通らないといけないようにしたのです。ふだん電話で話さない人に、たまたま会うと、「そういえばね」という話になる。この「たまたま」の話が新しい付加価値を生むということです。そう考えると、計画的に偶然をつくれば、アイデアが生まれやすくなります

    <組み合わせて動かす「結合力」>
    組織で結合力を発揮するうえで、参考になる本があります。アメリカでCEOや経営幹部のアドバイザーとして絶大な信頼を寄せられているラム・チャランとハネウエル・インターナショナルの元会長・CEOを務めたラリー・ボシディの共著、『経営は実行』という本です。原書のタイトルは『Execution』で、まさに「実行」です

    [本書をお読みくださったあなたへ贈る言葉]
    〈自助努力、自己責任=Self-Help〉  一つはスマイルズの言葉で、「天は、自ら助くるものを助く」。
    自助努力の大切さを述べています。これは実は日本の人が大好きな言葉です。結局、自分の人生の責任は自分でとらなければならない

    〈不屈の精神=Persistence〉  もう一つは第二〇代アメリカ大統領カルヴィン・クーリッジの言葉です。
    「不屈の精神に代わるものはない。才能は不十分だ。才能があって失敗している人はありふれている。天分も不十分だ。
    天分が報われないことは諺になっているほどだ。学歴も不十分だ。世界は学歴の高いコジキでいっぱいだ。不屈の精神と決意だけが無敵なのだ

    創造力を代表するのは、やはりスティーブ・ジョブスでしょう。彼には次の二つの名言があります。
    「創造力はモノとモノを繋げることに過ぎない。創造力がある人に、どうやってそれを発明したかを聞くと、彼らはちょっとやましい気持ちになる。なぜなら、彼らは何かを〝やった〟わけではなく、何かが〝見えた〟だけだからだ。しばらく眺めていたら、ああ、そういうことか、と気づいた。彼らはこれまでの経験をつなげて、新しいものを合成できたというわけだ」
    「我々の業界では、幅広い経験の人は少ない。経験の幅が狭いと結べる点が少なく、問題を広く見ることができない。よって、直線型の解決しか考えない。人間の経験が広くなればなるほど商品デザインがよくなる

  • フェルドマン式知的生産術 ― 国境、業界を越えて働く人に

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