武器としての書く技術 (中経出版) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ライティングスキルを磨くため読んでみました。
    これまでのボクは「文章でモノを売る」「文章で人を動かす」という言葉を聞いてピントきていませんでした。

    しかし、この本を読むことで、「文章でモノを売る」「文章で人を動かす」というホントの意味がわかったように思います。

    文章は料理という考え方は非常に気に入りました。
    ①その文書で何を伝えたいか(料理名を決める)
    ②まず書きたいことを箇条書きにしてみる(材料を集める)
    ③どういう流れがベストか考える(手順を考えながら調理)
    ④具体例などを入れながら肉付けしていく(味付け)
    ⑤伝わる文章にあじつけしていく(スパイス)
    といったように、順序があるということがわかります。

    あと目にウロコだったことを何点か上げるとすれば、
    ・文章は短く区切る
    ・消極的なワードは控える
    ・多方面に気を遣いすぎない
    ・なるべく数字を絡ませて「フック」を作ろう
    ・難しい言葉や、ひらがな・カタカナ・漢字のバランスにきをつけよう
    といったような、ブロガーが絶対知っておくべきスキルがこれでもかというほど抑えられています。

    ライティングスキルは、一度覚えれば永遠の能力として使えるので、これからもじっくり学んでいこうと思います。

    「TODO」
    ・はてぶされるORブックマークされる記事を書く(有益な記事)
    ・どんな出来事もネタにできるように常にアンテナを貼っておく
    ・ネットでウケる文章とトレンドを知るようにする
    ・数字をもっとうまくつかう

  • ネットでは情報商材屋だとか批判も多いようだが、本書に書かれていることは、イケダ氏自身の経験をみんなに判り易くシェアしてくれており、読んでいて得るところは幾つもあった。

    要点は各章のまとめにまとめられているので、そちらを見れば大体の内容が把握できる。

  • なかなかブログやSNSでの投稿が継続しないので読んでみた。当たり前といえば当たり前かもしれないが、
    書かないとうまくならない
    初めは下手だろうが書く
    経験値を貯める事が必要
    と再認識させられました。
    言葉使いも、『です』『ます』とかでなくて、普段の自分を出す方が良いとか。為になった。でも、毎日書くのはやはり難しい。書く技術が向上すれば、どこでも仕事場にできるので良いよなぁ。
    中に『飲み会は無駄』と言う部分があったのだが、そこは全面支持ではなくて、私は“無益な人との”『飲み会は無駄』派です。有益な人と繋がって飲みながら話をするのは本当楽しい。

  • 得たものとしてはだと思いますだとか~な気がしますという婉曲表現をやめて断定表現を用いないと読者には伝わらないということを知れた。自分はいつも断定表現を避けていたので気をつけないとなと思います。

    ブログといったウェブ上で文章を書く方にはピッタリの本だと思います。

  • ちょっと古い情報もあるけど、根本的なところは変わらず役にたつ内容

    情報発信はお金を稼ぐためのツールだけでなく、人生を豊かにするためにも活用できるので、トライ&エラーで発信していきたいね

  • 文章は読まれなければ意味がない。

    ・句読点が多かったり少なかったりする文章
    ・改行を意識せず、文字壁職人な文章
    ・相手が何を求めているか?を考えていない自慰的文章

    これらの文章は情報が溢れている現代においては、
    「そっ閉じ」の対象そのもの。

    また、ビジネスメールでもこれらを行ってしまっているヤバイ人たちを見かけるが、ものすごく損をしている。
    ビジネスは、「自分が望む行動を相手に起こさせる」ことに意味がある。上記のような文章を書いていては、メールもそっ閉じからの既読スルーは確定だろう。


    文章は読まれなければ意味がない。
    そのためには、極限まで想像力を駆使し、
    対象の「解像度」を上げること。それに尽きる。

  • 案外しっかりしてますね。前評判の彼をイメージしていましたが、いざ作品を読むとなると、伝わりやすい書き方です。伝わってて、ご本人も満足でしょうね。

  • 「文章を書くことは、自分の心を満たすこと」
    この本を読んで、新しい理解を得ることができました。

    悩みを書き出すことで、もやもやとした気持ちの正体がはっきりと分かると言われています。
    正体が分かれば、どう対処すべきかも分かるのです。

    文章を書くことも、これと同じような心理効果があるのだと思いました。

    そして、文章の書き手がやるべきなのは「断定すること」。
    断定することは、書き手にも読者にもメリットがあるのです。
    自分の文章に責任を持たなければ、断定することはできません。

    書き手の覚悟が試される部分だと思います。
    この覚悟を持っている人だけが、多くの人に読まれて知名度を手に入れることができるのでしょう。

    文章の書き手として成長するには、責任と覚悟を持って望むことが必要なのだと、この本から学びました。

    イケダハヤトさんは、本当に文章を書くことを楽しんでいますね。

  • Kindle unlimited で読了
    ブログで稼ごうとしている人たちにとっても参考になる書き方の技術であると思う。

    結論を早めに持ってきて肉付け
    15分で書くトレーニング
    料理の具材を最初に揃えるように、タイトル、最も言いたいこと、キーワード等を最初に箇条書きにする。

    このあたりは早速使っていきたい。

  • 気持ちいいくらいに、文章を書くということを肯定してる人だね。俺自身、文章を書くことは好きなんだけどさ。いっときに比べるとmixiにしろfacebookにしろ、書く人は減っているような気がして、そういう人はどこへ行っちゃったんだろう、やっぱり書きゃいいってもんでもないから、落ち着いたということかなぁ、なんて思ったものだ。この本自体は、少し前に出た本だから、実際のところ、ブログとかSNSに文章をアップする人がたくさんいた時代のものかもしれない。

    プロブロガーになろう、とかSNSでアップした文章でお金を稼ごうなんて思わないけど、実際それをやっている著者によると、普通に働くくらいにはたいへんみたいだ。お金を稼ぐって、つまり仕事なんだよね。それでも文章を書こう、と激しく励ましているわけだから、それだけその世界に魅力を感じているということだろうな。

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著者プロフィール

プロブロガー。中学生の頃、個人ニュースサイト「nubonba」を運営。コンピュータ・インターネット関連情報誌「ネットランナー」で連載を持つ。大学卒業後、大手メーカー企業、ITベンチャー企業を経て、社会人3年目にフリーランスとして独立。ブログ「ihayato書店」「イケハヤマガジン」を中心に、若者世代の価値観から様々な問題提起・情報発信。その他、講演やコンサルティング、NPO支援なども行っている。

主な著書
『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか~年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術~』(光文社新書)
『ブログエイジ──イケダハヤトのブログ農耕ライフ』(未来系レーベル)
『武器としての書く技術』(中経出版)
『旗を立てて生きる──「ハチロク世代」の働き方マニュフェスト』(晶文社)
『年収150万円で僕らは自由に生きていく』(星海社新書)

「2014年 『仏教は宗教ではない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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